この記事をまとめると ■大阪オートメッセ2025が開催中
■韓国メーカーのヒョンデもブースを出展している
■ドリキンこと土屋圭市さんが手がけたチューンドIONIQ 5 Nも展示
日本で存在感を増すヒョンデを体感せよ! EV界の韓流としてすっかりおなじみとなったヒョンデ。大阪オートメッセ2025での展示は、「アイオニック5 N DK エディション」を筆頭に、往年のモンテカルロ・ミニを彷彿させるルーフキャリアとホイールにO.Zレーシングの定番 “ラリーレーシング”を履かせた「インスター ターマック」、そして市販バージョンの「インスター」の「ラウンジ」グレードを展示している。
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東京オートサロン時と基本的には同じ展示内容とはいえ、大阪ならではの新機軸をヒョンデは多々用意している。広報担当者によれば、「大阪(の拠点)はいつできるの?」という問い合わせはずっと多かったというだけに、現在はまさしく「ヒョンデ エクスペリエンス センター大阪(CXC大阪)」準備室を進行させており、心斎橋の旧ガソリンスタンド跡地に2025年上半期のグランドオープンを目指している。
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この施設はブランドの発信地というだけでなく、スマートフォンなどオンライン経由で、インスターをはじめ実際に購入しようとする仕様を決定して、オーダーまで通すことができるようになるという。オーダーの流れをヘルプしてくれるスタッフも常駐する予定だ。
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インスターはエコ補助金も加味すれば、エントリーグレードの「カジュアル」なら300万円を切るほど。「ラウンジ」グレードでもおおよそ300万円台前半の予算に落ち着くとあって、内装やバッテリー容量まで鑑みてそちらのほうがお得感が高いという顧客が多いとか。それでも400万~500万円台のアイオニックやコナよりはかなり身近に感じられる。それでいてV2Lにも対応していて、さまざまな電気機器に給電することも可能となる予定だ。しかも3.8m強の全長に全幅は1610mm、フロントのトレッド1400 mmという体躯は、まさしく日本の軽自動車と5ナンバー枠のスモールハッチバックの中間といえる。この絶妙のサイズ感は、やはり実車に触れて確かめてみたい。
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そして昨年末から話題を撒いている、日本が誇るドリフトキングこと土屋圭市氏が監修したというアイオニック5 N DK エディションは、実車に加えて装着パーツにも注目。TAN-EI-SYAの20インチホイールやウィンマックスのブレーキシステム、H&Rのスポーツスプリングなど、日本のチューニングシーンではおなじみのハイパフォーマンスパーツを装着している。
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日本でポジティブに存在感を増しているヒョンデから、今後も目が離せない。