椅子で世界を変える! チャイルドシートからエヴァコラボまでBRIDEブースなら必ず好みの1脚が見つかる【大阪オートメッセ2025】 (2/2ページ)

プロトタイプにもお試しで座れちゃう

 BRIDEのイベントブースといえば各シートに試し座りができることで知られる。すでに販売されているシートに座れるのはほかのイベントでも同じだが、今回の大阪オートメッセではプロトタイプも展示され、実際に座ることが可能だ。

 そのなかでもBRIDEの原点回帰ともいえるモデルがHYPERIIだ。BRIDEといえばモータースポーツから得たノウハウをフィードバックした製品開発が強み。現在もエントリーモータースポーツやスーパー耐久などでBRIDEのシートは愛用されている。しかし、BRIDEとしてより上のカテゴリーで愛用されるシートを再び作りたいと考えていた。その想いはモータースポーツに参戦しているBRIDEファンのエントラントも同じであった。

 現在、GT4やGT3などに適合する競技用シートは海外メーカーのものが中心で日本人ドライバーの骨格にフィットしづらいという欠点もあった。

 そこで、GT4やラリー2に適合するレーシングカー専用の競技用シートを展開しようということで、現在開発中なのがこのHYPERIIなのだ。BRIDEのシートは高い剛性を誇っているが、実際にHYPERIIに座ってみると、より高い次元の剛性を誇っていると感じる。この違いを体感できるのも今回の大阪オートメッセBRIDEブースならではのポイントだ。

 将来的にはGT3規定にも適合するシートも展開したいと考えているとのこと。ハイカテゴリーのモータースポーツシーンに、日本人を支えるBRIDEが戻ってくるのを見たいところだ。

コラボレーションシートも人気!

 また、近年BRIDEの取り組みとして話題なのがコラボレーションシートだ。ドリフトキングこと土屋圭市氏とのコラボレーションシートを始め、近年はパーツメーカーとのコラボレーションシートも多い。そんななかで最近はエヴァンゲリオンレーシングやグッドスマイルレーシングなど、アニメ作品との結びつきが強いコラボレーションシートが話題となっている。

 今回の大阪オートメッセでも実物が展示されており、多くの人がその鮮やかな色合いを間近で見ていた。

 上位カテゴリーのモータースポーツからトラック、チャイルドシートまで幅広いシートを手がけるBRIDE。その幅広さは今後も広がりそうだ。


西川昇吾 NISHIKAWA SHOGO

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