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約30年ぶりに東京にマツダのブランド体験拠点が復活! 誰もが気軽に立ち寄って楽しめる「マツダトランスアオヤマ」が快適すぎた

約30年ぶりに東京にマツダのブランド体験拠点が復活! 誰もが気軽に立ち寄って楽しめる「マツダトランスアオヤマ」が快適すぎた

この記事をまとめると

■マツダが南青山に「マツダトランスアオヤマ」をオープンした

■「マツダトランスアオヤマ」はマツダを体感してもらうための情報発信基地

■訪れた多くの人が自由に楽しめる場所となることを目指す

マツダを多くの人に知ってもらうための情報発信基地

 いまどきの自動車メーカーはただいいクルマを作り、それをマジメに販売しているだけではビジネスとして成り立たせていくのはなかなかに難しい。商品とその世界観、そしてそれを提供しているブランドをいかに多くの人に知ってもらえるかが、マーケティングの面では重要になっている。

 2025年2月4日、マツダが南青山で初公開した「マツダトランスアオヤマ」は、まさにそんな「マツダ」を多くの人に知ってもらうためのスペースだった。

「FIND YOUR IDEAL」をコンセプトにした同施設は、必ずしもマツダ車をアピールするためのショールームではない。マツダ車を含めたマツダというブランドを知ってもらうための体験スペースで、マツダファンはもちろん、これまでマツダと接点がなかった人にもマツダブランドを体感してもらうことを目的としている。

 南青山というお洒落な街にも溶け込んだスタイリッシュな内外装は同社のデザインチームが手がけたもので、インテリアの一部にはマツダ車の内外装カラーサンプルを組み込み、またマツダがこれまでに販売してきた車両のエンブレムをアートのように展示するなど、落ち着いた空間を作り上げている。実際、「マツダトランスアオヤマ」では、プロジェクト第1弾として、廃棄物アート事業の「ACTA+」とのコラボによる作品の展示も行われていた。

 さて、「マツダトランスアオヤマ」のオープニングにあたり、マツダの毛籠勝弘社長は「表参道のマツダロータリー原宿を閉じてから約30年、再びブランド発信拠点をオープンすることができました。ここ東京・南青山から全国にマツダブランドを発信し、そのプレゼンスを高めていければと思っています。たいへんワクワクしています」と語った。

 また、「マツダトランスアオヤマ」のブランドマネージャーの石田陽子さんは、「ここを訪れていただく方々には、それぞれの価値観のままに自由に楽しんでいただきたい。そのうえで、マツダを知ってもらいたい、体感してもらいたいという想いです。少しでも訪れる人の心が明るくなる、そんな場所にしていきたいと思います」と目指すところを明かしてくれた。

 今回オープンした、「マツダトランスアオヤマ」では、マツダの市販車や名車、コンセプトカーなどが常時1台展示されるという。オープニングセレモニーでは「アイコニックSP」が展示されていたが、今後は「ロードスター35周年記念車」の展示なども予定されているそうだ。マツダファンであれば、足繁く通いたくなる場所であることは間違いないだろう。

 そうそう、施設の1Fには、広島・宮島で創業した伊都岐珈琲監修のカフェカウンターを併設し、美味しいコーヒーとサンドイッチやスイーツも提供している。

 平日、仕事に疲れた青山OLがリフレッシュに訪れるなんてのも大いにあり得る。というか、そんな使われ方が大半になることも想像に難くない。これぞマツダが「マツダトランスアオヤマ」に期待したことなのだろう。

MAZDA TRANS AOYAMA(マツダトランスアオヤマ)
■所在地:東京都港区南青山5-6-19
■営業時間:8:30〜18:30(10時までは1Fカフェのみの営業)
■定休日:月曜日

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