日本仕様のみの要素も追加された
また、日本仕様のみの要素として、国内のサーキットでポテンシャルを最大限引き出す「サーキットモード」を設定し、アンチラグ制御の追加やスピードリミッターの上限速度引き上げを実現。専用アプリでの操作により、シフトタイミングやエンジン回転数の専用メーター表示に切り替わる。
さらに、こちらも日本仕様のみのオプションとして、「SPORT Package」を新設定。専用セミバケットシートやレッドシートベルトなど、レッドを基調としたアクセントを内装に取り入れるもので、よりスポーティかつ上質な雰囲気を高めた。
進化を続けるGRカローラは、今後もモータースポーツ参戦を継続し、意のままに操れる走りとドライバーを魅了する性能を磨き続けるという。そして、モータースポーツからのフィードバックを生かし、さらなる高性能化を目指すとしている。
また、詳細な時期や価格は未定だが、今回のアップデートの一部はすでにGRカローラを保有するユーザーにも提供される予定となっており、既存ユーザーにとってはうれしい報せだろう。
進化型GRカローラの価格は、6速MT車が税込568万円。GR-DAT車が598万円。「SPORT Package」のオプション価格は、税込25万3000円となる。
マイナーチェンジとは思えないほどの大幅改良を受けた進化型GRカローラは、間違いなく「買い」な内容となっているといえるだろう。なお、2025年2月7日(金)〜9日(日)の3日間にわたって開催される「大阪オートメッセ2025」のTGRブースにて進化型GRカローラがいちはやく展示される予定なので、気になるユーザーは要チェックだ。