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スイフトセダンともいうべきディザイアが大変身で超クールに! インドの街に溢れる日が待ち遠しい (1/2ページ)

スイフトセダンともいうべきディザイアが大変身で超クールに! インドの街に溢れる日が待ち遠しい

この記事をまとめると

■「オートエキスポ2025」のスズキのブースでは「ディザイア」が展示されていた

■インドでは税金で優遇される全長4m以内のコンパクトセダンの需要が多い

■ブースに展示されたディザイアはハイグレードすぎたのでスタンダードなディザイアを早く見たい

インドで人気の4m級セダン「ディザイア」がモデルチェンジ

 前回オートエキスポを訪れたのは2023年のこと。2024年よりインド政府主導により複数の自動車関連イベントをひとくくりとした、「バーラト(ヒンディー語でインドの意味)・モビリティ・グローバル・エキスポ」の関連イベントのひとつ(通称:デリーオートエキスポ)となる前の独立開催されていたときの話であった。

 オートエキスポ2023における最大のトピックスは、スズキ・ジムニー5ドアのワールドプレミアであった。オートエキスポ2025では、スイフトに可愛いトランクをつけたような存在となる「ディザイア」の新型がデビューするのではないかと密かに楽しみにしていたのだが、その新型ディザイアは2024年11月にデビューしてしまった。

 今回で4代目となるディザイアであるが、初代と2代目は「スイフト・ディザイア」であったが、3代目から車名が「ディザイア」のみとなっている。それでも3代目はまだ「トランクのついたスイフト」という表現もできたのだが、4代目は現行スイフトとはかなり印象の異なるエクステリアとなっている。

 オートエキスポ2025取材のためにインドの首都デリーに到着したのは1月13日の夜であった、デリー市内の宿泊先に到着したのは夜遅めだったが、周辺を軽く散策していると、二軒隣ぐらいにスズキ・アリーナ店があり、その店舗近くに新型ディザイアが停めてあった。まさにこれが新型ディザイアとのファーストコンタクトであった。「スイフトのセダン」を感じさせないその洗練されたスタイリングに、深夜ながら思わず興奮してしまった。

 インドはデリー市内とその周辺しか訪れたことがないのだが、諸外国ではライドシェアサービスとして有名な「ウーバー」がタクシーのように使え(アプリで呼ぶのは変わらない)、しかも世界一安いといわれる料金で使うことができる。そして、そのウーバー車両として大活躍しているのが「ディザイア」なのである。全長4m以内に収まると税制上優遇されるなか、無理やりトランクをつけ、「4mセダン」という新しいカテゴリーを作ったのが初代スイフト・ディザイアとなっている。

 日本メーカーではほかにホンダが「アメイズ」というセダンをラインアップするほか、韓国ヒョンデでは「オーラ」、インドのタタでは「ティゴール」といった4mセダンをラインアップしている。

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