スイフトセダンともいうべきディザイアが大変身で超クールに! インドの街に溢れる日が待ち遠しい (2/2ページ)

新型ディザイアはカッコよく豪華になりすぎた!?

 ディザイアのウーバー車両はほとんどがCNG(圧縮天然ガス)車両で、トランク内にはガスタンクが装着され、トランクは使い物にならなくなっている。そのため、すべてとはいわないが、天井に大きな荷物を載せるためのラックを備えている車両も多く走っている。

 セダン好きな筆者が初めてデリーを訪れたとき、ディザイアを見てまさにひと目惚れしてしまったのである。

 オートエキスポ2025のスズキブースでは、メディアデーである初日とディーラーズデーとなる2日目は、ブース内に展示されている車両はほぼ、「eビターラ」であった。そこで、一般公開初日となる1月19日にスズキブースを訪れると、そこにはディザイアが展示されていた。

 インドでもクロスオーバーSUVの人気が高いので、一般消費者向けの需要は限定的でウーバー車両などのフリート販売がメインとなっているようだが、それでも改めて新型ディザイアを見てウットリしてしまった。

 しかし、展示車を見ていてなんともいえない違和感を覚えてしまった。それは展示車が結構なハイグレードモデルだったからである。筆者の慣れ親しんでいる、おそらくフリート向けグレードとなる廉価仕様の「ツアラーS」こそ、筆者の惚れ込んでいるディザイアなのである。3代目ではヘッドレストのつながったハイバックシートにリヤドアはパワーウインドウではなくレギュレーターハンドルになっているなど、筆者の「オタ心」をくすぐるのがディザイアのツアラーSなのである。

 2024年11月にデビューしたばかりなので、ディザイア自体を街なかで見かけることもほとんどない状況だったが、次回デリーを訪れたときには、新型ディザイア・ツアラーSが街に溢れていることをいまから楽しみにしている。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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