今後のスーパー耐久での目標として、まずSUBARU Team SDA Engineering代表の本井雅人氏は「ターボエンジンのカーボンニュートラル化を目指しながらさらなる出力の向上を果たし、スバル独自のシンメトリカルAWDやシャシーなども見直して全方位で進化させることによって、勝てるマシンを目指していきます。さらに、再生カーボンについても、他社への提供も含めて鋭意進めていきたいです」と語った。
今後のS耐での目標を語るSUBARU Team SDA Engineering代表の本井雅人氏画像はこちら
次にMAZDA SPIRIT RACING代表の前田育男氏は、「今後のMAZDA3 Bio Conceptは、燃料だけでなく、『走りながらCO2を回収する』システムを搭載して実験を行っていくとともに、ガチンコ勝負ができるようにマシンの戦闘能力を向上させていきたいです。ロードスターのほうは、将来のマツダのスポーツカーにつながるようなチャレンジをしていきたいと考えています。また、個人としてはドライバーとしてスーパー耐久で活躍できたらいいなと思っております」と総括した。