ハイシャルの評判や口コミはどう? 過去のトラブル事例の調査や特徴を紹介

目次

廃車買取業者とは? 車買取業者との違い

 事故により愛車の骨格部分に損傷を受けたときや、災害などにより水害車となった場合、大きな味方となってくれるのが廃車買取。一般的な車買取が取引してくれない事故車や不動車、水害車など廃車にするしかない車両の買取や引取りを行ってくれるサービスです。

 事故車は修理して乗り続けるか、販売店などを通して廃車処分するか悩んでいる方にとって売却、もしくは引取りをお願いできることで選択肢が増えました。

廃車引き取りのイメージ

 事故を起こした場合修理するにしても高額な費用がかかるうえ1度ダメージを追った車両は乗り続けることはいろいろなデメリットを抱えてしまいます。

 また、廃車処分するにも処分費用がかかってしまうため、事故車の引き取りや買取してくれるのはユーザーにとってありがたいサービスなのは間違いありません。

 廃車・事故車買取サイトについては、「廃車・事故車買取業者のおすすめランキングを会社別に徹底比較!」にて詳しく解説しています。

「廃車を早く売りたい」と悩んでいる方へ

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ハイシャルとは? 廃車買取サービスの概要

ハイシャル」の特徴は、一般的な車買取では申し込むことができない事故車・不動車などどんなクルマも引き取ってくれること。

 細かくいえば年式10年以上、走行距離10万キロ超、車検切れ、事故車、水没車など多くの車買取業者が見向きもしてくれないような状態でも買取や引取りしてくれます。

 廃車手続きするしかない事故車や不動車にも、モデルや年式によっては高額な買取価格がつけられています。

ハイシャルの企業情報

 今回取り上げた「ハイシャル」を運営しているのはインターネットメディアの企画・開発などを担うユニオンエタニティ株式会社。

「ハイシャル」だけでなく車両の陸送・輸送を行う「車陸送.com」、クルマの個人売買などを行う「クリマ」などのサイトを運営しています。

車陸送.comのHP

 同社が2016年に開設した「ハイシャル」はSDGsの取り組みを見据え、クルマを無駄なく使える循環型社会の実現を目指して開設。

 廃車となった車両でも、専門業者が適正に処理を行うことで鉄をはじめとした資源がリサイクルされるために取り出され、クルマそのものやパーツが使用可能であれば海外で再利用されることをアピールしています。

ハイシャルの各特徴について

 廃車買取サービスにおいて、多くの人が利用している「ハイシャル」。なぜ多くの人から支持を集めるのか同サービスの特長を挙げていきます。

査定から買取までスピーディーに進む

「ハイシャル」では、査定から買取金の振込までスムースな対応を実現しているのが特徴です。

 査定は最短20秒、引取りは最短即日で可能、年中無休で朝晩も対応(営業時間変更日あり)、最短翌日に振込みなど他社よりも時間をかけずに廃車を完結できるシステムを備えています。

査定価格からの減額なし

「ハイシャル」は契約完了後や実車確認後に買取金額の減額は一切なしなことも特徴。

 一部の廃車買取では引取りの際、車両の状態が悪い場合は減額されることもありますが、査定価格の減額がないことで安心して利用可能です。

査定落ちの車両も買取可能

「ハイシャル」は年式の古いクルマや事故車、車検切れ車など、たとえ査定で値段がつかなくとも全国1000件以上の業者と協力し、車体の価値を最大限に引き出すことが特徴です。

事故車のイメージ

 事故車の買取サービスですがレッカー代・書類の手続き、査定費用などすべて無料。通常、廃車手続きすると数万円かかることを考えるとユーザーにとってうれしいサービスです。

引取りや手続き代行などの費用はなし

「ハイシャル」は査定や引き取り、各種手続き代行の費用はかからず利用可能です。ただし、成約後のキャンセルは3万円のキャンセル料が発生しますので注意してください。

電話対応の満足度が98%

 廃車買取やその他のサービスで気になるのが電話対応。スタッフの対応が悪いと利用することを躊躇してしまう人は多いのではないでしょうか。

 その点、「ハイシャル」は定期的な研修を受けた専門スタッフが廃車に関するご相談や対応を行うことで満足度は98%! 丁寧な電話対応が特徴です。

なぜハイシャルは事故車・廃車を高価買取できるのか

「ハイシャル」のホームページには車買取で査定落ちした車両を高価買取できる理由として①海外輸出業者へ販売していること、②リサイクル部品として再利用していること、③古いクルマでも修理や整備し中古車として再販していること、と記載されています。

廃車のパーツのイメージ

 細かく説明すると国内では使用されなくなった車両でも日本車の需要が高い海外では高い需要があることや、事故車であってもリサイクル部品として再利用できていること、事故車を修理し再販することで収益を生み出していることで事故車などでも高価買取を実現しているのです。

ハイシャルの買取実績を複数紹介

「ハイシャル」の大きな特長としてあげることができるのがホームページに数多くの廃車買取実績を掲載していること。

 買取実績は軽自動車、事故車、不動車、水害車のジャンルにわけられておりそれぞれ多数の実績が詳しく紹介されています。

ハイシャルの買取実績

 同サービスを利用したいと考えるユーザーにとって、数多くの買取実績があることは申し込むきっかけとなることでしょう。

ハイシャルのネット上の評判や口コミ

 廃車買取で利用者が多い「ハイシャル」。Googleには115件のレビューが執筆時に掲載されていました。

 その内容を見てみるとスタッフの対応がとてもいいこと、買取金額に満足していること、スムースに取引できたことなどほとんどの口コミが「ハイシャル」を利用して良かったと記載されていることに驚きました。

 またそれらの口コミ(ネガコメも含め)に対して「ハイシャル」担当者が丁寧な返信を行っていることについても好感がもてました。

 ちなみに執筆時点では115件のレビューに対して4.3と高評価を得ていたことも記載しておきます。

ハイシャルの利用でトラブルがあったか調査してみた

 同じくGoogleでネガティブやトラブルに発生しそうな口コミを探してみたところいくつか見受けられました。

 そのひとつは元嫁の名義のクルマが事故を起こした際に「ハイシャル」を利用したものの、事故後に修理して乗ることになりキャンセル料を支払うので返却を求めたら嫌そうにされた、というもの。

 そしてもうひとつは軽自動車を買取に出したところ激安だったとのこと。

軽自動車のイメージ

 ひとつ目については申込者に問題があり、2つ目についても廃車買取では値段がつきにくい軽自動車だったことによるもので、どちらも「ハイシャル」に大きな問題があったとは思えません。

 先ほど上げたように多くの口コミが利用したことに満足できるというものだったことを考えると、「ハイシャル」を利用してトラブルになる可能性は低いかと思います。

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ハイシャルの事故車・廃車査定の流れ

ハイシャル」に廃車買取を申込むには無料査定フォーム(もしくはLINE)か電話で申込むことができます。

 急ぎの場合は電話での申込みをおすすめしますが、いずれも申込時に売却希望車の年式や損傷状態、走行距離、車種などを伝えその後に査定金額が提示されます。

 今回は無料査定フォームから申込んだ場合の流れを説明していきましょう。

流れ①:無料査定フォームに入力

 無料査定フォームは「ハイシャル」のホームページに配置されています。

「まずは最短20秒で愛車の査定価格をチェック」と記載された無料査定フォームの①ご利用の愛車について、②お客様についてそれぞれの項目を入力します。

 利用の愛車については①メーカー、②車種、走行距離(任意)をそれぞれ該当するものを選択。

 お客様については①名前、②電話番号、③都道府県(任意)を入力、もしくは選択します。

 すべての項目を入力したあとは「価格を今すぐチェック」と記載されたボタンをクリック。

ハイシャルの個人情報入力イメージ

「無料査定依頼にお申し込み頂きありがとうございました」と記載されたページに移り、その後、査定連絡が入ります。

 すぐに見積り結果を知りたい人、また詳しく車両状態を伝えたいと希望する人は電話で申込むほうがベター。メールやLINEを通して車両の写真を送付することも可能です。

流れ②:査定

 無料査定フォーム入力後は査定となります。

 車検に記載された車種や年式、車輛の状況など詳しい車両状態などを質問された後に査定額が提示されます。

 なお査定の基準は以下の通り。

・メーカー、車種

・年式

・車検の残り期間

・走行距離

・排気量

・車台番号

・傷、へこみの程度

・エアバッグが作動しているかどうか

・タイヤがまっすぐ転がるかどうか

・エンジンがかかるかどうか

 これらをもとに査定金額が作成されます。

 ユーザーとして安心できるのが、査定金額の確認だけでも申込み可能なこと。即決を求められることはありません。

 査定金額に納得できた場合は契約へと進みます。

流れ③:契約&必要書類の準備

 査定金額に問題がなければ契約となります。契約後は「ハイシャル」から郵送される書類に必要事項を記載。車検証や自賠責保険証明書、印鑑証明書とともに同封された返信用封筒で提出します。

流れ④:車両の引き取り&買取額の入金

 契約後は車両を引き取りにきてもらう日時を調整します。引取り当日は積載車が指定した車両の保管場所まで引取りにくるのですが、立合いが難しい場合はなしも可能。

 また引取り日程は、急な予定変更などに合わせ変更することも可能です。

流れ⑤:買取額の入金

 車両の引取りと書類の確認が終了次第、買取金額は指定した銀行口座に入金され、すべての工程が終了となります。

 なお陸運局への廃車手続きは、「ハイシャル」が代行。買取金額は、3営業日以内に指定した口座へ振込。車両の引取りが完了し、必要書類が本社に届いた場合は最短で翌日に振り込まれます。

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買取金額のイメージ

ハイシャルを利用するメリット

メリット①:365日年中無休で対応してくれる

 思い立ったが吉日…ではないですが愛車が不幸にも事故車になった場合、保管場所などの都合により急ぎで処分しないといけないケースが出てきます。

 そんなとき、年中無休で査定申込みを対応してくれる「ハイシャル」は強い味方。電話窓口は8:00〜22:00、フォームやLINEであれば24時間申込みできることはメリットといえるでしょう。

メリット②:最短即日の引取りが可能

①にも通じるメリットといえますが、できるだけ早く事故車や車両を引き渡ししたい場合、「ハイシャル」は予約の空き状況にもよりますが最短で即日引取りが可能。

 保管場所の都合や課税前で急ぎ車両を売却したい人にとって大きなメリットです。

メリット③:電話対応が丁寧

「ハイシャル」を利用して感心したのがコールセンタースタッフの対応。問合せや不明点を詳しく説明してくれるのはもちろん、すべての対応が丁寧だと感じました。

 実際に利用した方からのクチコミなどで高く評価されている声が多く、「ハイシャル」のメリットといえるでしょう。

 また申込時に査定を受けるよう、しつこく営業されなかったことも好感がもてました。

コールセンターのイメージ

ハイシャルを利用するデメリット

デメリット①:成約後のキャンセルは違約金が発生

「ハイシャル」を利用するとき、注意したいのが契約成約後のキャンセル。その場合、キャンセル料として30,000円支払う必要があります。

 査定金額に納得し契約するため多くの人にとって問題にならないと思われますが、契約時に注意が必要です。

デメリット②:軽自動車だと値段がつきにくい

「ハイシャル」に限ったことではないですが、廃車買取では一般的な車買取とは異なり軽自動車の事故車は高額な査定金額がつきにくい傾向にあります。

 これは事故車であっても海外市場で車両やパーツを販売することが可能な国産普通車と違い、軽自動車は海外に輸出していないため需要が少ないことが原因です。

 事故車が軽自動車だった場合は、修理するほうが得する可能性もあるので廃車買取に出すかどうかよく検討しましょう。

ハイシャルでの廃車買取がおすすめな人

おすすめな人①:事故車・不動車を処分したい人

 不慮の事故などで愛車が事故車や不動車になってしまったら、スクラップ業者にお金を出して処分すると考えるのが一般的です。

 ただ、「ハイシャル」は事故車や不動車でも売却可能。ディーラーや販売店、解体業者に廃車を依頼した際に必要な処分費用がかかりません。

 査定で買取価格がつくかどうかは車両の状態によりますが、払わなくてはいけない費用を支払う必要がないのはありがたいサービスです。

事故車のイメージ

おすすめな人②:事故車を修理するか迷っている人

 愛車が事故車になった場合、修理するしかないと思っている人も多いことでしょう。

 ただ、高額な修理費用がかかるのはもちろん、事故により車両の骨格部分に歪みが発生するとほかのパーツに不具合が発生する可能性もあります。

 修理を考えている人には事故車も買取ってくれる「ハイシャル」に査定依頼をすることも考えるべきです。

 事故車や不動車でも高く買い取ってくれる可能性もあるため、修理費用と比較し修理するかどうかを検討することができます。

おすすめな人③:ストレスなく取引したい人

 先ほどもお伝えしましたが電話対応がとくに評価が高い「ハイシャル」。実際、利用してみた際のスタッフ対応はとても丁寧で好感がもてました。

 過去にクルマ買取を経験しスタッフの対応に不満を感じた人にとって「ハイシャル」は安心して利用できます。

 査定の不安点などについてもスタッフが丁寧に説明してくれますので、電話対応でストレスを感じることはないでしょう。

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ストレスを抱えたOLのイメージ

ハイシャルの利用でよくある質問

よくある質問①:最短いつ引取してもらえますか?

 午前中にご連絡いただければ当日の引取対応なこともあります。お急ぎの場合は、コールセンターまでその旨をお伝えください。

よくある質問②:車両の引き渡し時は立合いが必要ですか?

 もし立合いが難しい場合は立合いなしでの引取も対応しております。ご家族や修理工場の方などの代理人の方の立合いでも問題ございません。

よくある質問③:クルマの所有者ではないけど買取可能ですか?

 代理人であることが証明できる書類があればできます。必要書類のご案内もできますので、コールセンターにご相談ください。

よくある質問④:ローンの残りがあっても廃車できますか?

 廃車手続きをするためには、ローンを完済し所有権解除をする必要があります。事故に遭ったなどローンの残債があっても、手続きができることもあるので一度コールセンターまでご相談ください。

まとめ

 ひと昔前まで愛車が事故車となったとき、修理か廃車の2択しかありませんでしたが、近年、廃車買取サービスが浸透してきました。

 廃車買取とは事故車・不動車だけでなく水害車まで引き取ってくれるサービス。状況によっては高価買取の可能性もあります。

 不幸なことに愛車が事故車となった場合は修理や廃車処理を検討するとともに、廃車買取の 「ハイシャル」を検討することをおすすめします。


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手束 毅 TEZUKA TSUYOSHI

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