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たった3カ月で蘇らせた意地と根性の傑作! 自動車大学校生による3代目コロナのレストア物語 (1/2ページ)

たった3カ月で蘇らせた意地と根性の傑作! 自動車大学校生による3代目コロナのレストア物語

この記事をまとめると

■「東京オートサロン2025」に「トヨタ東京自動車大学校」が出展

■「ボディクラフト科」の学生7人がトヨタの初代コロナをレストア

■ボディの塗装やカスタムなども行いつつ3カ月で仕上げた

親より年上の旧車レストアに学生がチャレンジ

 毎年1月の頭に千葉の幕張メッセで開催される「東京オートサロン」には、今年も多くの出展者が集まり、年に一度のカスタムのイベントとあって、昨年を3万人近く上まわる約26万人の来場者がありました。

 来場者の注目ポイントはさまざまですが、年々その数を増している自動車大学校の出展にも、メディアを含む熱い自然が注がれていました。

 そんな自動車大学校の展示では、強い意気込みを感じるインパクトのあるカスタム内容の車両が多くを占める印象がありますが、そんななかにポツリと、ほぼノーマルの古いコロナが展示されていたのを発見し、思わず足が止められました。

「なぜ旧車のコロナが?」と気になってしまい、話を聞いてきましたので、ここで紹介していきましょう。

■学校では初めての試みとなる旧車のレストア

 この「トヨペット・コロナ1500」の展示車両は、「トヨタ東京自動車大学校」の「ボディクラフト科」の3年生の生徒7人によって仕上げられたものです。

 当校では初めての試みとなる、レストアへの挑戦をテーマに製作されたとのことで、それを聞いて「ついに学校でレストアを教えるようになったのか……」と驚かされました。

 どういった経緯でこのコロナを扱うことになったのでしょうか。

 今回の卒業制作を進めるにあたって、このコロナのほかにMR2とクラウン・クロスオーバーの3台が候補として用意されたそうで、そのなかから手掛けてみたい車両を選んで作業にあたるというシステムが採られました。

 このコロナを選んだのは7人の学生たちで、約3カ月でここまで仕上げたそうです。

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