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ノンアル飲料でもお菓子でも漬け物でも可能性アリ! 要はアルコールが呼気に含まれるなら運転はダメ

ノンアル飲料でもお菓子でも漬け物でも可能性アリ! 要はアルコールが呼気に含まれるなら運転はダメ

この記事をまとめると

■呼気中にアルコールが含まれている場合は基準値以下でも運転を継続することができない

■ノンアルコール飲料であってもわずかにアルコールが含まれている場合がある

■お菓子にも含まれている場合があるので可能性があるものを口にした際の運転はNGだ

飲んでなくても飲んだことに!?

 ノンアルコール飲料は本当にアルコール度数がゼロなのでしょうか。

 この記事では、ノンアルコール飲料を飲んで運転しても問題ないのか解説します。また、チョコレートをはじめとするアルコールが含まれる食べ物を食べたあとに運転してもよいのかもあわせて解説します。ノンアルコール飲料やアルコールが含まれる食べ物が飲酒運転となるのか気になっている方は最後までご覧ください。

飲酒運転として検挙されるのは呼気中のアルコール濃度が0.15mg以上

 そもそも、飲酒運転として検挙される基準は、呼気中のアルコール濃度が0.15mg以上の場合です。ただし、呼気中のアルコール濃度が0.15mg以下であっても、呼気中にアルコールが含まれている場合は運転を継続することができません。

 たとえば、呼気中のアルコール濃度が0.10mgの場合、検挙の対象とはなりませんが、酒気を帯びた状態となります。よって、飲酒検問で呼気中のアルコール濃度が0.00mgでない場合は、その場で運転中止となります。

 このようなことからも、少しでもアルコールを含む飲み物や食べ物を口にしたときは運転を控えたり、十分に時間をおいてから運転を再開したりするほうがよいといえるでしょう。

「ノンアルコール」も注意しなければならない

 アルコールが含まれていないことを示す「ノンアルコール」という表記があれば問題ないと思われる方もいるでしょう。

 しかし、この「ノンアルコール」は、アルコール度数が1.0%未満である場合に使われる表記です。よって、ノンアルコール飲料であっても、わずかにアルコールが含まれている場合があります。

 そのため、ノンアルコール飲料を口にするときは、アルコール度数が0.00%であることを確かめましょう。

 アルコールがわずかに含まれるノンアルコール飲料を口にした直後は、飲酒運転となる可能性があります。もし、アルコールがわずかに含まれるノンアルコール飲料を口にしたときは、十分に時間を空けたり、運転を控えたりしたほうがよいでしょう。

アルコールが含まれるチョコレートは?

 食べ物にも微量のアルコールが含まれるものがあります。例えば、チョコレート(ウイスキーボンボンなど)は、微量のアルコールが含まれているため、飲酒運転となる可能性がゼロではありません。

 摂取量にもよりますが、アルコールが含まれている食べ物を食べた直後の運転は避け、運転再開する場合は十分に時間を空けるようにしましょう。

アルコールが含まれる食べ物や飲み物を口にしたときは運転を控えたほうがいい

 アルコールが少しでも含まれるノンアルコール飲料や食べ物を口にすると、体内にアルコールが取り込まれるため、飲酒運転として注意されたり検挙されたりする可能性がゼロではなくなります。

 よって、ノンアルコール飲料を飲むときは、アルコール度数が0.00%であることを確かめましょう。また、アルコールが含まれる食べ物を食べたときは、直後の運転は控え、運転を再開する場合は時間を十分に空けることをおすすめします。

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