小型EV「インスター」が起爆剤となるか!? 2025年さらなる飛躍が期待されるヒョンデの新拠点「みなとみらい本社ショールーム」がオープン

この記事をまとめると

「ヒョンデ みなとみらい 本社ショールーム」がオープン

■ヒョンデの日本国内では3つめとなる直営拠点

■話題の新型車「インスター」の展示など魅力的な店舗となっている

ヒョンデの魅力を横浜から発信

 2022年に日本市場にカムバックを果たし、BEV・FCEVのみという戦略的なラインアップでシェア拡大を図るヒョンデ。先日の東京オートサロン2025において、コンパクトEVの「インスター」を国内で発表、予約を開始したことは記憶に新しいところだろう。

 ヒョンデが日本で展開する販売方法はオンラインを主軸とする大胆なものだが、ユーザーに向けて実際にクルマに見て触れることのできる実店舗型ショールームも積極的に展開している。

 そして今回、直営拠点として国内3つめとなるショールーム「ヒョンデ みなとみらい 本社ショールーム」がグランドオープンした。

 横浜市街の中心部に位置するこのショールームは、みなとみらい駅、桜木町駅、高島町駅という3路線3駅からアクセスすることができ、首都高速横浜線のみなとみらい出入り口からも近い好立地。さらに、付近には商業施設だけではなく他社自動車メーカーのショールームも偏在し、ヒョンデのクルマに触れる機会を提供するにはうってつけのスポットとなっている。

 ヒョンデモビリティジャパンの代表取締役社長を務める七五三木氏は、横浜という素晴らしい場所に本社を構え、ショールームを開けるということへの感慨を述べた後、「ヒョンデがいまもっとも大切にしているのが、『お客さまの声に耳を傾ける』ということ。このショールームがお客さまの声を聞ける拠点となり、ヒョンデの情報の発信基地となることを期待している」とコメントした。

 さて、その店内は、一般的な自動車ディーラーの雑多さとは一線を画したミニマムでスマートな印象。壁面のひとつが一面の鏡張りになっていることもあってか、実際のスペース以上に広々と感じられる。

 中央にはクルマが展示されるほか、ボディカラーやシート表皮のサンプルなどがさりげなく飾られる姿も美しく、ショールームの雰囲気づくりへのこだわりを感じられるものだ。

 そのほか、ヒョンデの基幹モデルであるEV「アイオニック5」のミニチュアが展示され、見るとシャシーから分離するようにボディが浮き上がりはじめた。これは一体なにかというと、ヒョンデが展開するEV専用プラットフォーム「E-GMP」の技術説明のためのスケールモデルであった。

 こういった技術面の展示が設置される点にも、七五三木代表が述べていたように、このみなとみらいショールームを「ヒョンデの情報の発信基地」にしてゆくという気概が表れているといえるだろう。

 展示車両ではやはり、発表されたばかりの新型車「インスター」が注目を集めていた。こちらは東京オートサロンに展示されていた個体とは別の、オレンジのボディカラーが鮮やかな車両。シンプルかつ大胆な造形に明るいボディカラーも相まって、実際のサイズ以上の存在感だ。

 インテリアは、ヒョンデの他モデルとも共通する意匠で仕立てられている。インストゥルメントパネルなどのディテールは、奇抜さを抑えながらもその質感は高く、クラスを超えた高級感があるというだけでなく、日本車ユーザーからも違和感なく受け入れられそうな仕上がり。

 ヒョンデの魅力に存分に触れることのできる、ヒョンデ みなとみらい 本社ショールーム。ヒョンデ車の購入を考えているユーザーや、話題の新型車「インスター」をいち早く見たいという向きはもちろん、付近を訪れた際など気軽に立ち寄るのもオススメだ。

■ヒョンデ みなとみらい 本社ショールーム

所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目3-3 横浜コネクトスクエア1F

営業時間:午前10時〜午後6時

定休日:毎週月曜日・第2火曜日

電話番号:045-900-5594


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