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ガチでレースに挑むマツダがラリーにも本気になるか? CX-60のラリーコンセプトに期待は高まるばかり!

ガチでレースに挑むマツダがラリーにも本気になるか? CX-60のラリーコンセプトに期待は高まるばかり!

この記事をまとめると

■東京オートサロン2025に出展したマツダは「CX-60 Rally concept」を展示

■CX-60 Rally conceptはCX-60をベースにラリー競技をイメージした車両

■CX-60 Rally conceptでのラリー参戦のニュースに期待したい

ラリーで活躍するCX-60を見たい!

 2025年のキックオフイベント「東京オートサロン2025」が1月10〜12日、千葉県の幕張メッセで開催。出展者数が389社、出展車両台数が857台を超えたほか、3日間の来場者数が累計で25万8406人を記録するなど、昨年以上に盛況なイベントとなったが、そのなかで筆者がもっとも気になった一台が、マツダが出展した「MAZDA SPIRIT RACING CX-60 Rally concept」だといえるだろう。

 CX-60 Rally conceptは、文字どおりCX-60をベースにラリー競技をイメージした車両で、ラリー競技の定番アイテムであるルーフエアインテークや大型リヤウイングを装着するなど、スポーティなルックスに変更。

 タイヤはノーマルながら、室内もロールケージを筆頭に、レカロのフルバケットシートやサベルトのシートベルトを装着するなど本格的な仕上がりで、リヤシートを廃してスペアタイヤを搭載したことも同モデルのポイントだといえるだろう。

 マツダのラリー活動といえば、TCP-MAGICが2024年のXCRスプリントカップ北海道にCX-5を投入。スーパー耐久でも活躍するマツダの開発ドライバー、寺川和紘選手がデビュー戦となった第3戦「ラリー・カムイ」でXC-2クラス2位に入賞したことは記憶に新しい。

 さらに、寺川選手×CX-5は第4戦「ラリー北海道」でも同クラスで2位入賞を果たすなど、ライトチューニングでありながら、CX-5の素性のよさが現れたラリーとなっただけに、CX-60に対する期待値は高く、仮にCX-60で本格的にラリー競技にチャレンジすれば、XC-2クラスでトップ争いの主導権を握るに違いない。

 残念ながら、CX-60 Rally conceptでのラリー活動はいまのところ、白紙のようだが、「ベース車両がいいので、これでラリーに出てみたいですね」と寺川選手も個人的な気もちを語る。

 少なくとも東京オートサロンの会場に出展するなど、マツダも少なからず、ラリーに対する関心が見えるほか、前述の寺川選手も「ファンの反響次第では、ラリー参戦も不可能ではないと思いますよ」と語っているだけに、2025年のXCRスプリントカップ北海道にCX-60 Rallyが参戦……といったニュースが飛び込んでくることに期待したいものだ。

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