この記事をまとめると
■東京オートサロン2025にブリヂストンがブースを出展
■歴代ポテンザやコンセプトタイヤなどほかでは見ることができない展示に注目
■ポテンザをOE装着するランボルギーニ・テメラリオの展示やトークショーも見ものだ
ブリヂストンの歴史と魅力が詰まったブース
毎年開催されるオートサロンにおいて、見逃したくないブースのひとつがブリヂストンの出展にほかならない。趣向を凝らした展示内容に加え、ブリヂストンを装着したスポーツモデルやレーシングカーの展示はけっしてほかではお目にかかれないもの。もちろん、今回もさまざまな目玉コンテンツが山盛りだ。
まずは、オールドファンも大喜びとなるのが、スポーツタイヤの代名詞ともいえる歴代ポテンザの展示だろう。1979年発売の初代から、現行モデルにいたるまで当時のホイールに装着した様子はあたかもポテンザ博物館だ。
また、ポテンザの名のもとに、さまざまなコンセプトカーに装着したワンオフモデルの展示も興味深い。おそらくは、すべて手作りの試作品だけに貴重なチャンスといえよう。
また、ランボルギーニの最新作、テメラリオがポテンザ・スポーツを標準装着するということで、実車の展示もされている。スーパーカーファンはもちろん、クルマ好きなら一見の価値があることは間違いない。
そして、商品設計基盤技術の「ENLITEN」(エンライトン)を搭載した新タイヤというのもクルマ好きならチェックすべきだろう。これは、ブリヂストンが蓄積してきたあらゆる知見、技術をさらに底上げして、いわば弱点のないタイヤを作る技術であり、タイヤショップなどではなかなか得られない知識となるはずだ。
一方、特設ステージではトップドライバーや同社のエンジニアによるトークショーも行われ、例年どおりの盛り上がりを見せるはず。いずれにしろ、オートサロンで憧れのクルマが決まったら、ブリヂストンのブースでタイヤを選ぶというのがデフォルトな楽しみ方に違いない。