この時代でも「ネットを駆使」してもダメ! 「人脈」が最善策なヒストリックカー探しの世界 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■ヒストリックカーを手っ取り早く入手するならネットオークションが役に立つ

■海外のオークションで入手した場合は落札額のほかに輸入するためのコストも必要

■イベントでオーナーやファクトリーと仲よくなりほしいマシンを狙うというのが最善策

ヒストリックカーはどこで売ってるのか?

 空気が冷え込んでくると、ヒストリックカーは調子がよくなるせいかあちこちでイベントが開かれるようです。サーキットイベントなどで懐かしい快音を耳にすれば、クルマ好きなら誰しもときめくもの。なかにはときめきが高ぶって「オレもヒストリックカー走らせたい!」と鼻息を荒くする方もいるはずです。

 が、いざヒストリックカーやヒストリックなレーシングカーを買おうと思ったらどうしたらいいのか。中古車サイトにホイホイ載っているわけでもないし、オーナーの方々はどこからゲットしたのでしょう。

 やはり、手っ取り早いのはネットオークションで探すことかもしれません。ただし、一般的なオークションサイトではなく、できればクルマ専門、ヒストリックカーにも造詣の深いサイトが理想的。少なくとも「本物か偽物か」なんてトラブルは減りますからね。となると、国内では難しくて、RMサザビーズなど海外の専門業者に頼らざるを得ないでしょう。

 RMサザビーズを例にとると、ことヒストリックレーサーだけを眺めても膨大な出品数に驚かされるはず。また、下は数万円の鉄くずから、上は数十億のレジェンドレーサーまで千差万別。これならほしいモデルも見つかるはず!

 ですが、オークションだけに競合が、それこそ世界中にいることお忘れなく。いうまでもなく、希望金額で手に入ったらラッキーであり、たいていは高い買い物になるのが普通でしょう。

 仮に、ほしいマシンを落札できたとしても、今度は海外から輸入するという手間がかかることも見逃せません。代行業者もいないではありませんが、さらにコストもかかるわけですからそれなりの覚悟が必要かと。


石橋 寛 ISHIBASHI HIROSHI

文筆業

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三菱パジェロミニ/ビューエルXB12R/KTM 690SMC
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DJ(DJ Bassy名義で活動中)/バイク(コースデビューしてコケまくり)
好きな有名人
マルチェロ・マストロヤンニ/ジャコ・パストリアス/岩城滉一

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