改造なんてしてないのに……「不正改造」ってなんで!? ディーラー入庫お断りの可能性もある「うっかりDIY違反」4つ (1/2ページ)

この記事をまとめると

■違法改造車はディーラーに入庫禁止となるほか違反切符の対象になる場合がある

■灯火類や最近多い車中泊で使用するアイテムが「不正改造」と判断されやすい

■最近ではDIYで取り付けたドライブレコーダーの位置が問題視されることがある

ちょっとしたDIYで違法改造になる可能性あり!

 爆音マフラーや過度なシャコタン、フルスモークなど、明らかな違法改造は論外だが、ついついやってしまいがちではあるものの、そのせいでディーラーやカー用品店への出入りがNGとなり、違反キップの対象ともなる、うっかり違法カスタムを今回はご紹介しよう。

⚫︎タイヤホイールのはみ出し

 クルマと路面を繋ぐ唯一の部分であるタイヤ&ホイール。これがボディからはみ出してしまっているとNGとなるワケだが、スタッドレスタイヤに交換する冬の時期にうっかりやらかしてしまうケースがある。それはクルマを買い替えて、いままで使っていたホイール&スタッドレスタイヤを装着したというケースだ。

 クルマのホイールにはP.C.D.とボルト穴という規格が存在し、それが同一であれば車両に取り付けること自体は可能となる。しかし、車種が変わるとボディの幅が変わることもあるため、装着は可能だけれどフェンダーからはみ出してしまっている、という状況になることも珍しくないのだ。

⚫︎NGな色の灯火類

 クルマには前方を照らすヘッドライトや後続車に減速を伝えるブレーキランプ、右左折を伝えるウインカーなど、さまざまな灯火類が備わっている。しかし、これらの灯火類には使ってOKな色とNGな色が存在しているのだ。

 たとえばウインカーのバルブが切れてしまったのでとりあえず手もちの装着可能なバルブに入れ替えたとしよう。このとき、レンズ自体にオレンジ色がついていれば、一般的な透明のバルブでも問題ないのだが、バルブ自体がオレンジ色である場合、透明のバルブを装着すると正しい色で光らないためNGとなってしまう。

 また、ポジションランプもクールな印象のブルーなどに変えている車種もあるが、じつはブルーはポジションランプとしてはNGとなるので、うっかりNGカラーのバルブを選ぶことがないようにしたい。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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