「東京オートサロン2025」のトヨタTGRブースの目玉は3台の初公開GRヤリス! 「ニュルブルクリンクでのクルマづくり」をテーマとした展示は見逃し厳禁 (2/2ページ)

新規アフターパーツ・サービスにも注目

 TGRが送りだすユーザー向けアフターサービス・アフターパーツも多数発表された。

 まず、アフターサービスで注目となるのが、「GR86 ソフトウェアアップデート」。既存のGR86ユーザーが最新モデルの走りを体感できるというサービスで、スロットル特性の変更(MTモデル)、ダウンシフト操作時における許容領域の拡大(ATモデル)によって、アクセルレスポンス向上や素早いシフトダウンが可能となり、愛車がさらに進化するというものだ。

 また、進化型GRヤリスのオーナーにとって見逃せないのが、アンチラグ制御の追加やスピードリミッター上限速度の引き上げといった機能解放が可能な「サーキットモード」のアップグレードだ。使用できる対象サーキット・施設が50箇所から76箇所へと一気に増やされている。

 アフターパーツにおいては、GRパーツの新アイテムが発表される。今回発表となるのはGR86・GRヤリス向けのパーツで、AT用機械式LSDやローファイナルギアなど、競技ユーザーに向けたものがメインとなっている。

 生産終了モデルの廃版となってしまった補給部品を復刻し、純正部品として再販売する取り組みである「GRヘリテージパーツ」では、2025年度に70・80型スープラ、AE86、40系ランドクルーザーなど7車種25品目の発売を予定しており、その一部を会場にて公開。

「ランクルBASE」「モリゾウガレージ」といったコーナーでは、いまやなかなかお目にかかれないヴィンテージモデルを中心に多数のモデルを展示。

 イベント企画としては、屋内ステージでTGRドライバー・エンジニア陣によるトークセッションが行われるほか、屋外会場ではデモランを実施。「GRカローラ Rallyコンセプト」、「GRヤリス Rally2」「セリカGT-FOUR(ST185)」といった豪華マシンの迫力あるデモランが予定されており、こちらも見逃せない。

※写真は2024年度に行われたデモラン

 歴戦のレーシングマシンや、本邦初公開の車両をはじめとして、クルマ好きなら見どころだらけのTGRブース。ぜひとも足を運んでみてはいかがだろうか。なお、さらなる詳細はTGRの特設サイトから確認することができる。


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