1日に複数回取り締まりを受けることもあり得ない話ではない
同じ日に交通違反を複数してしまったら?
複数の交通違反を同時にしていた場合は、原則として重いほうの違反が適用されますが、違反した時間が異なる場合はどのように処理されるのでしょうか。
たとえば、朝の通勤時に複数の交通違反をして重いほうの違反切符を切られ、夕方の帰宅時に再び交通違反で取り締まられた場合、1日に2枚の切符をもらうことになります。
つまり、時間が異なる場合は、それぞれの違反で切符を切られるということです。また、同じ違反であっても、違反した時間や場所が異なれば、同じ違反の切符を複数切られることになります。
複数枚の切符を切られないようにするためにも、交通ルールは守りましょう。
交通違反で取り締まられることを心配するなら運転を変える
ここまで複数の交通違反を同時にしたときの処理や時間が異なる交通違反の取り締まりについて解説してきましたが、交通違反で切符を切られないようにするためには、どのようにすればよいのでしょうか。
交通違反や切符を切られることが心配なときは、自身の運転をドライブレコーダーで見たり、交通ルールに詳しい人に運転を見てもらったりして、交通違反をしていないか客観的に確認・判断し、法令に則った運転に変えるほかありません。
また、ルールを守った運転をすると、ほかの交通に迷惑になるのではないかと思う方もいるかもしれませんが、道路を通行するクルマは統一されたルールに従うことが法律に定められています。よって、ルールを守ることが基本中の基本です。
もし、ルールを守って運転しているときに事故に遭ってしまったときは、ルールを守って運転している運転者のほうが有利になる可能性が高いです。もしものときに法律に守ってもらうためにも、日頃からルールを守った運転をするようにしましょう。