この記事をまとめると
■複数の交通違反で取り締まりを受けた場合には基本的に重いほうの違反が適応される
■同じ日に同じ違反項目で取り締まりを受けてもそれぞれ違反切符が切られる
■事故の際にはルールを守って運転している運転者のほうが過失割合で有利になりやすい
違反が重なった場合どっちも罰せられる?
スピード違反をしながら黄色線を超えるなど、複数の交通違反を同時にしてしまった場合、どのような取り締まりとなるのでしょうか。この記事では、交通違反を同時に複数してしまったときにどうなるのか解説します。また、交通違反で取り締まられないようにする方法についても考察します。
複数の交通違反を同時にしてしまった場合は重いほうになる場合が多い
スピード違反をしながら歩行者妨害をしたり、複数の車線がある道路の黄色線の場所で車線変更しながらスピード違反したり、免許不携帯で一時停止違反をしたりするなど、複数の交通違反を同時にしているドライバーを見かけたり、聞いたりしたことがある方も多いのではないでしょうか。
もし、上記のように、複数の交通違反を同時にしてしまった場合、どのように処理されるのでしょうか。
先に結果を伝えると、複数の交通違反を同時にしてしまった場合、基本的に処分が重いほうの違反で切符を切られることが多いです。
ただし、あくまでも「原則として」重いほうの違反で処理されるだけであって、絶対にひとつの違反で処理されるわけではありません。
複数の交通違反を同時にしてしまうケース
複数の交通違反を同時にしてしまうケースとしてよくあるのは、次のようなパターンです。
・スピード違反と進路変更禁止場所での進路変更
・スピード違反と信号無視(信号の変わり目ギリギリで通過する)
・携帯電話使用等(保持)とスピード違反
・脇見運転とスピード違反 など
上記のように、気づかぬうちに複数の交通違反を同時にしてしまっていることがあるため、運転するときのルールについて不明なことがあるときは、運転する前に基本的なルールを調べて確認しておきましょう。