「見やすく」だけじゃなく「見られやすく」が事故を減らす! いますぐ参加したい「おもいやりライト運動」とは (1/2ページ)

この記事をまとめると

■交通事故削減につなげる運動として「おもいやりライト運動」がある

■早めのヘッドライト点灯や歩行者の反射材を身につけることを呼びかけている

■この活動を応援している日産では横浜の本社ギャラリーでプレゼントを配布している

「おもいやりライト運動」とは?

 日没が早まる秋から冬は、交通事故がもっとも多くなる季節です。

 とくに、夕方の16時〜18時は、日暮れの始まりはドライバーにとっては夕陽で歩行者が見えづらく、歩行者にとっては接近するクルマに気付きにくい、魔の時間帯。オートライトを搭載するクルマが増えてきましたが、そうでなければ暗くなってきたなと思っているうちにみるみる真っ暗になってしまうため、うっかり無灯火で走ってしまうなんてこともありがちです。

 そんなときに、自分が見るためだけでなく、周囲から「見られる」ためにも早めにヘッドライトを点灯しよう! と呼びかけて、交通事故削減につなげる運動が「おもいやりライト運動」です。

 また、ドライバーだけでなく歩行者にも「見てもらう」ための呼びかけを行なっていて、街を歩くときや自転車に乗るときは、サムシングイエローや反射材(リフレクター)を身につけることを忘れずに……と訴えています。これは、身につける服や小物の色によって、クルマからの見られやすさを比較する実験で、黄色や白などコントラストが高い色を身につけるといいという結果が出ていることからです。反射材ならかなり遠くからでも、夜間にドライバーから認識してもらえるので、帽子、腕、バッグ、傘などどこかに反射材をつけるのがおすすめです。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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