この記事をまとめると
■映画「踊る大捜査線」には「レインボーブリッジ、封鎖できません!」という名台詞がある
■レインボーブリッジはイベントや警備の都合などで警察の権限で簡単に封鎖可能だ
■ロケでは流石に封鎖できず建設中の「京滋バイパス久御山ジャンクション」で撮影された
映画の名台詞はあくまで演出!?
織田裕二が演じる青島俊作が主人公の刑事ドラマ・映画の「踊る大捜査線」。2024年12月に最新作「踊る大捜査線 N.E.W.」が2026年に公開することが発表され、話題となった。
この「踊る大捜査線」シリーズでは、「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の劇中、主人公が「レインボーブリッジ、封鎖できません!」と叫ぶ印象的なシーンがあるが、レイボーブリッジが封鎖された例は、これまでに何回かある。
直近では、2024年12月1日(日)に、自転車のイベント「GRAND CYCLE TOKYO2024」の開催に伴い、レインボーブリッジが一般道・首都高ともに閉鎖されている。
また、2014年4月にアメリカのオバマ大統領が来日した際も、警備の都合などからレインボーブリッジは閉鎖されているし、2009年3月には、東京オリンピック誘致活動の一環として、レインボーブリッジを閉鎖して「東京レインボーウォーク」が開催された。
さらに、2015年8月8日に行われた東京湾大華火祭(花火大会)の際も、大規模な車両通行止めが実施されレインボーブリッジも閉鎖。
そしてこの季節に思い出されるのは、2018年1月22日、東京都区部で降った大雪の影響で、レインボーブリッジにおいて約50台の自動車が立ち往生し、通行止めとなった一件。
このようにレインボーブリッジは、治安上の問題や事件や事故でもたまに閉鎖になるし、自転車やウォーキングのイベントですら閉鎖になるぐらいなので、大事件や治安上の問題が生じた場合は、警察の権限であっさりと封鎖が出来ることになっている。
ちなみに、「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」のロケは、建設中でまだ供用前だった京都府の京滋バイパス久御山ジャンクションで撮影されたことが公表されていて、作品ファンの間ではよく知られているらしい⁉