子どもも大人もテンション爆上がり確定! バカでか重機に触れて電動ショベルの操作までできる「こまつの杜」は行きたい欲が抑えられない!! (2/2ページ)

子どもがミニショベルを操作できるコーナーも

「わくわくコマツキッズ館」は、3つのエリアにわかれている。原理体験エリアでは、建設機械で使われている仕組みや原理を、実際に触ったり動かしたりして体験しながら学べるのだ。休憩エリアをはさんで、その先にあるのがキッズエリア。作業服とヘルメットを着用し、ブルドーザーの模型に座って写真を撮ったり、建設機械のブロックを組み立てて遊んだりすることができる。

「わくわくコマツ未来館」には、電動ミニショベルPC09の操作体験コーナーがある。係員がサポートをしながら、子どもたちが実物のミニショベルを動かして、プールのなかのボールをすくい上げるというもの。実際に建機を動かすことはどこでもできるものではないから、たいへん貴重な体験になるのではないだろうか。

 屋外展示では「コマツを支えた建機たち」と題して、貴重な建設機械の実物が6台並べられ、それぞれ詳しい解説がついている。

 そして、同施設の目玉ともいえるのが「ダンプトラック930E」と「油圧ショベルPC4000」の展示だ。これらの車両はただ見上げるだけではなく、車両下部にもまわり込むことができるので、タイヤなどの足まわりも見ることが可能になっているのだ。さらに、運転席に座る体験イベントも行われていて、建機好きなら至福の時間を過ごすことができる。

「いきもの観察館」と「げんき里山」は、建機とは雰囲気が大きく変わって自然がテーマになっている。前者は敷地内に生息する生き物の生態を間近で観察することができる施設。後者は地域の自然を再現した里山で、田畑、小川、東屋などが整備されており、散策をするのにちょうどいい。四季折々に、さまざまな植物や昆虫を楽しむことができるのだ。

 同施設では体験型のさまざまなイベントや教室が開かれており、地元の子どもたちにとってなくてはならない遊び場、学びの場になっている。主要駅からのアクセスがよいだけではなく、無料駐車場も用意されているので、平日でも訪れる人があとを絶たない。北陸に出かける際には、ぜひとも寄ってみたい施設だ。


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