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「ルールは守る。常識は超える」 アフターパーツブランドの雄「タナベ」と「SSR」が製品開発への想いを込めた動画を公開 (1/2ページ)

「ルールは守る。常識は超える」 アフターパーツブランドの雄「タナベ」と「SSR」が製品開発への想いを込めた動画を公開

日本のチューニングシーンを支えるタナベのこだわり

 自動車用アフターマーケットパーツのサスペンションやホイール、ボディ補強部品やマフラーなど幅広く開発・販売を行う「タナベ」。創業されたのは1982年で、40年を超える歴史を持つ総合パーツメーカーだ。

 そのタナベでは、創業以来「安全で安心なモノづくり」というコンセプトを掲げている。同社では自動車用チューニングパーツを「GTパーツ」と総称しているが、その名称から連想されるように、自社開発されるパーツにおいてまず第一に考えられているのがパフォーマンスアップの実現だ。

 そのうえで、ただ速さだけを追求するのではなく、オーナーが愛車を思いどおりに操ることのできるドライビングプレジャーの追求や、製品を装着したことによるスタイリング面での進化、所有する喜び、さらに絶対的な信頼性・耐久性といった機能が「タナベ」製品のこだわりといえる。

 そんな「タナベ」のGTパーツ製品ラインアップにおいて、中心的な存在となっているのがサスペンションである。脚まわりのチューニングというと、スポーツカーを対象とした製品を思い浮かべるが、タナベでは「サステック」「GT」「ディバイド」と、スポーツカーだけでなくセダンやミニバン、SUVなどカテゴリーに合わせたブランドを展開。それぞれに最適な製品の開発・販売を行っている。

 愛車に美しい佇まいを演出し、さらに運動性能アップを実現してくれるローダウンサスペンション。一方SUVでは、悪路走破性の向上や外観のボリュームアップを追求したリフトアップを実現。タナベでは、愛車のカテゴリーに合わせてオーナーが理想と考える足まわりをできるだけ多くの車種に設定している。

 コイルスプリングは、アフターパーツメーカーではタナベだけが所有しているハイパワーコイリングマシンにより「冷間成形」によって製造される。スプリングのもととなる鋼材を常温で巻き上げる「冷間成形」のメリットは、高強度でヘタリに強く、さらに初期反発の緩やかなスプリングを製造できること。

 コイリングマシンによって鋼材は棒状からスプリング状へと成形され、高強度でへたりのない耐久性に優れた特性が与えられる。その後は二段階にわたって粒状の鋼球を高速・高圧で打ち付ける「ダブルショットピーニング」ののち、防錆効果の高いカチオン電着塗装を経て、同社のスプリングの象徴であるtanabeレッドへ塗装され完成となる。

 そんなタナベの徹底した「モノづくりへのこだわり」は、製造方法および製造拠点にも現れている。近年、多くの自動車用アフターパーツメーカーが生産拠点を海外へと移していくなか、タナベのサスペンションをはじめとするGTパーツは、ISOの認定を受けた滋賀県にある自社工場にて熟練の職人が手作業で生産を行っている。

 さらに生産において使用される鋼材などの材料も、すべて日本国内で調達。「Build in Japan」だけでなく、素材から製品組み立てに至るすべてを「Made in Japan」としている。

「ルールは守る。常識は超える」

 この言葉とともに、理想のスタイリングとドライブフィールを追求し続けるタナベのこだわりは、YouTubeにて見ることができる。

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