真のカローラファンには納得いかん! 「カローラの威光」はわかるけど明らかに「らしくない」派生モデル4台 (2/2ページ)

カローラ扱いされなかったモデルも

カローラII

 カローラの名前を冠していながらも、カローラとはメカニズム面でまったく関連がないという変わり種モデルが1982年に初代モデルが登場したカローラIIだった。

 このカローラIIは2代目のターセル/コルサの兄弟車として登場し、当時の販売チャンネルであったカローラ店において、カローラの下のクラスを担うモデルとして投入された。

 ただカローラとのバッティングを避けるため、ターセル/コルサに存在していた4ドアセダンは最終型となる4代目モデルまで一貫して設定されなかった。

 ちなみに4代目カローラIIでは小沢健二の歌うCMソングの「カローラIIにのって」が話題となり、遅れてCD化がなされたという逸話もある。

カローラスパシオ/カローラ・ヴァーソ

 カローラシリーズのなかでは唯一、3列シート仕様が存在するミニバンのジャンルに分類されるのが、カローラスパシオだった。

 初代は8代目、2代目は9代目のカローラがベースとなっており、いわれてみればカローラっぽいルックスをもっていたが、ミニバン的なボディ形状となっていたため、カローラ感は薄く、単に「スパシオ」と呼ばれることも多かった。

 ちなみに欧州ではカローラ・ヴァーソという車名で販売されており、日本でスパシオが終売したあとも現地独自のモデルが登場しており、2009年まで販売されていた。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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