この記事をまとめると
■トラックに幅寄せをされると車種によっては恐怖感を感じる
■幅寄せされることを予測してリスクマネジメントをして走るのも大切だ
■悪質な場合はトラック協会に通報して対処してもらうこともできる
幅寄せされたら加速して離れるか道を譲ったほうがいい
スピルバーグ監督の長編デビュー作「激突」は、不気味なトラックにずっと追いかけられるという悪夢のような映画でした。が、現実の世界だって身の毛もよだつ経験をすること少なくありません。
たとえば、トラックの幅寄せ行為というのも相当に怖いものですが、クルマに乗っていれば誰しも1度は遭遇したことがあるのではないでしょうか。慌てることなく安全に対応できればいいのですが、その場を切り抜けても心臓はバクバクするし、腹の虫だって収まらないもの。
さて、どうしたらいいのでしょうか。
トラックに幅寄せをされると、自分が乗っているクルマによっては想像以上の恐怖感があるものです。たとえば、ケータハム・スーパーセブンのように車高が低く、しかもドライバーの生身が晒されているようなクルマであれば「三途の川が見える」ほどの恐怖感。あるいは、軽自動車、それもトールボーイ的な車体であればトラックが巻き起こす気流のせいでフラッフラしちゃうこともあるわけで、これまたヒヤリハットもの。
そうした場面では、パニックに陥ることなくステアリングをしっかり保持しつつ、アクセルから足を離すなり、必要に応じてブレーキを踏むなど危険車から離れることがキモ。
「そんなスペースないよ!」とお嘆きになるとしたら、ご自分の安全運転意識を再確認してみてはいかがでしょう。常に周囲の状況を察知して、いったんことあらば「あちらへ逃げる」「このスペースでやりすごす」あるいは「アクセル全開で前に逃げよう」などなど、頭のどこかでリスクマネジメントすることオススメです。