モータースポーツにおけるスランプの捉え方も選手によって変わってくるが、TGR TEAM SARDで39号車「DENSO KOBELCO SARD GR Supra」のステアリングを握る中山雄一選手は、「同じクルマに乗っても自分より速いドライバーがいることはよくありますからね。タイムが出ないときはあるんですけど、それはよいイメージをもっていないときに陥ることが多い」。
ちなみに、またK-tunes Racingで96号車「K-tunes RC F GT3」のステアリングを握るベテランドライバー、高木真一選手も「スランプの自覚がないんですよね。たしかに、直近でクラッシュしたコーナーを攻めきれない……といったこともあったけれど、それも走っているうちに忘れていきます」と苦笑い。