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「ミニバンなんて一生乗るかよ」なライターが一瞬で虜に! 15年落ち16万kmのヴォクシーを買ったらあまりの快適さに感動不可避だった!! (1/2ページ)

「ミニバンなんて一生乗るかよ」なライターが一瞬で虜に! 15年落ち16万kmのヴォクシーを買ったらあまりの快適さに感動不可避だった!!

この記事をまとめると

■輸入車にしかほとんど乗ってこなかったライターが国産ミニバンを購入

■バイクを運べるトランスポーターとしてだけでなく使い勝手のよさに感激

■走りも燃費もよいことでミニバンの魅力を再発見した

ミニバンを生まれて初めて買ってみました

 長い間、クルマのライター稼業を続けてきた筆者ですが、プライベートなクルマ選びとなると紆余曲折を経てきたこと、皆さまと同様です。ただ、出身編集部が輸入車専門誌だったこともあり、これまでの愛車はほとんどが輸入車。スポーツカーやファミリーセダン、はたまたスモールクラスまでさまざまなモデルを選んで、そのときどきの仕事に役立てたものです。

 そんな筆者が必要に駆られてゲットしたのが、国産のミニバン。ちょっと前なら「ミニバン? ご冗談でしょう」とハナもひっかけなかったクルマに乗って、正直なところ目からうろこが200枚くらい落ちたという次第です。

 筆者はバイクの記事も書いているのですが、つい最近サーキット走行に目覚めてしまい、バイクを運べるトランスポーターがほしくなったのです。バイクのトランポといえばハイエースやキャラバンが一般的でしょうが、ご承知のとおり納車待ち&中古のタマ数少なめ、しかも値段だってそこそこなもの。

 早い段階でこれら2モデルは候補から外し、次点のメルセデス・ベンツの商用バンを探すことに。が、208Dや410Dといったガチ勢もまたタマ数が少ない上に、お値段もそこそこ。Vクラスという手もないではありませんが、230は遅すぎ、350は中古車価格が経済合理性に反する(要するに過走行にもかかわらず強気な値付け)ということで除外。

 途方に暮れかけたところ、サーキット仲間から「トランポには国産のミニバンが最強だよ」と教えられ、そうかねぇと半笑いを浮かべながらトヨタ・ヴォクシーを乗り出し40万円ほどでゲット。2009年モデル、走行距離16万kmと筆者の心中は「鉄くずにならなきゃいいけど」と半ばあきらめモードだったことも事実です。

 しかしながらこのヴォクシー、何から何まで予想を裏切って「もしかしてこれまで乗ったクルマのなかでベストかも」と目頭が熱くなって仕方ありません。なにをオーバーな、と思われるのはきっと輸入車フリークな方々でしょう。そんな方々にお伝えしたいのは、ヴォクシー(やそのほかの国産ミニバン)は輸入車やハイパーカーでは得られないような便利さ、実用性、あえていわせてもらえば上質な乗り心地まで手に入るのです。

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