この記事をまとめると
■希望ナンバーを取得したかどうかを見わける方法が存在する
■分類番号が3ナンバーは「330~」で5ナンバーは「530~」だと希望ナンバーだった
■最近では分類番号にアルファベットを使ったモノが割り当てられている
知っていると楽しめる? ナンバーの見わけ方
語呂合わせに型式番号、記念日、験担ぎ、etc.と、いろいろな思い入れがあって選ばれている希望ナンバープレート。
全国で抽選対象になっている「1・7・8・88・333・555・777・888・1111・3333・5555・7777・8888」などの人気ナンバーなら、ひと目で「あ、これは希望ナンバーだ」とわかるだろうが、それ以外の数字で、希望ナンバーを見わける方法はあるのだろうか?
希望ナンバーは、1999年5月14日に地域名表示文字に続く分類番号(自動車の種類及び用途を示す)が2桁から3桁になったことに合わせて導入された制度(軽自動車は2005年1月1日から)。
当初はこの分類番号の2桁目を見れば、希望ナンバーかどうか見分けることができた。
3ナンバーと5ナンバーのクルマでいえば、330~、530~は希望ナンバー。
300~329、500~529のクルマは希望ナンバー以外の通常ナンバーと区分けされていた。
しかし、人気の番号は399、599まで達してしまい、希望に添えないケースが出てきたために、310~329、510~529も希望ナンバーに割り当てられるようになり、見わけが難しくなってしまった……。
ところが、その「10」~「29」の数字すら足りなくなる希望ナンバーが出てきたために、「29」まで使い果たしたところでは、下二桁に「A」「C」「F」「H」「K」「L」「M」「P」「X」「Y」の10文字のアルファベットを使用するエリアが出てきた!(数字と混同しやすい「I」や「O」などは除かれている)
この分類番号にアルファベットを使ったナンバーは、まだ通常ナンバーには使われていないので、分類番号にアルファベットが含まれているクルマは、希望ナンバーだと考えて間違いない。
いまのところ、確実に希望ナンバーを見わける方法は、これしかないが、渋滞に巻き込まれたら、周囲のクルマを見渡して、希望ナンバーかどうかをチェックして、語呂合わせやその意味を考えてみると、眠気覚ましや気晴らしのひとつになるかもしれない⁉