この記事をまとめると
■運転技量が未熟な「サンデードライバー」には近寄らないに限る
■クルマの不安定な操作がサンデードライバーを見極めるポイント
■運転中にイライラしてもいいことはないので速やかに距離を置いたほうがいい
日曜日になるとどこからともなく現れるサンデードライバー
「サンデー兆治!」などといきなり書くと年齢がバレてしまうが、まあそれはいい。わかる人にだけ、わかればいい。いま、問題なのはそこではなく「サンデードライバー」だ。
サンデードライバー。つまり、日曜日などの休日だけまれに運転をするタイプのドライバーで、なおかつ技量未熟でもあるドライバーは、我々一般的な技量をもつドライバーからすると「きわめて危険な存在」である。何が危険であるかといえば、ふらふらと予期せぬ走行をすることが多いため、そのふらふら運転に当方が巻き込まれ、事故に至ってしまうことがあり得る。
また、巻き込まれないまでも、ふらふらとした運転に迷惑させられることで、こちらの怒りのボルテージが上がってしまい、それが原因でこちらが何らかの操作ミスあるいは判断ミスをしでかし、やっぱり事故に至ってしまうこともあり得るわけだ。
だからこそ──とくに高速道路上では──サンデードライバーには近寄らないに限る。「君子危うきに近寄らず」の精神で後方へ退避するか、あるいはどこかの然るべきタイミングでスムースに追い越し、前方方向へ逃げてしまうことが得策となる。
では、そのようなサンデードライバーを見わけるためには、どこをどう見たらいいのだろうか? 以下、判別点をピックアップしてみよう。
1)高速道路の追い越し車線を遅めの速度で延々と走り続ける
普通に日頃から運転しているドライバーであれば、「いつまでも追い越し車線にいてはいけない」という旨の道交法を理解している。あるいは理解したうえで無視し、速めの速度で追い越し車線を走行する。ことの良し悪しはさておき、それが世のなかの実態だ。
だが、サンデードライバーさんはそういった道交法を理解せず(……忘れたのか?)、また「実態」についても理解を示さず、遅めの速度で延々と追い越し車線に居座り続け、道路にフタをする。
そういったドライバーに遭遇してしまった際にイラついてしまう気もちもわかるが、運転中にイライラしても、いいことなどひとつもない。然るべき手段にて後方または前方へ静かに逃げるしかないのだ。
2)ふらついている
これはサンデードライバーではなく飲酒運転または超高齢者による運転である可能性も否定できないが、まぁとにかくサンデードライバーはふらつきがちだ。妙に左に寄り続けているため、「そういうクセの人なのかなぁ?」などと思いながら眺めていると、今度は右に寄り始めた。
……こういったクルマの近くにいてもロクなことはない。静かに距離を取ろう。