運転に慣れていないドライバーの行動は予測しづらい
3)車間距離が妙に近い
ルームミラーを見ると、妙に接近してくる1台のクルマ。むむむ、もしかしていまからオレ、煽られるのか? などと思ってよく見てみると、運転手はごく普通のビジュアルのオトーサンで、タトゥーとかもない模様。
……単に速度調整や、それに基づいて適切な車間距離を取ることなどができないドライバーなのだろう。距離を置こう。
4)登り坂で如実に速度が落ちる
いい具合のペースで普通に走っていると思われた前方の車両だったが、登り坂に出くわすと若干速度が落ち、長めの登り坂では70km/h台ぐらいまで落ちてしまう。これもサンデードライバーにありがちな運転行為だ。
アクセルコントロールというものを学んでいただくか、あるいはアダプティブクルーズコントロール付きのクルマに買い替えていただきたいところだが、そうもいかないので、逃げるしかない。
5)追い越そうとすると速度を上げる
以上のような各種のダメダメ運転を行っているクルマは、こちらとしてはどこかのタイミングで、正規かつ安全な方法にて追い越してしまいたくなる。で、「……いまなら安全かつ合法的にイケるな」と思って追い越そうとするわけだが、そうするとなぜか、ついさっきまでノロノロふらふらと走っていたはずのサンドラ車は速度を上げ、こちらの追い越しを成功させまい的に並走する場合がある。
彼または彼女が、その局面で速度を上げる理由は完全に不明だ。まったくわからない。そしてそういったドライバーには「当方は、何もゆっくりめに走ることが悪だといってるわけではないんですよ。むしろ正しいと思います。でも『円滑な交通』というものについて、もう少し考えるようにしてください」と説教しながら追い越してしまいたいのだが、なかなかそうもいかないのが難しいところである。
そのほかでは「意味もなくブレーキペダルをしょっちゅう踏む」というのもサンデードライバーの特徴であるだろうし、高速道路ではなく一般道での話になるが、「狭い道で対向車として進路を譲ってくれるのはいいが、なぜか電柱がある場所で止まりたがる」というのも、サンデードライバー的ドライバーの特徴だろう。
そういった各種の状況にはイラつかされるわけだが、先ほども申し上げたとおり運転中にイライラしても、いいことなど何もない。深呼吸のひとつでもして、忘れよう。そして、距離を取ろう。