事故の防止は最優先事項!
高速道路の本線上でトラブルや事故を起こさないようにするためにも、高速道路を走行する前に以下の点検をしておきましょう。
・燃料の量が十分であるか
・冷却水の量が規定の範囲内にあるか
・ラジエターキャップが確実に締まっているか
・エンジンオイルの量が適当であるか
・ファンベルトの張り具合が適当であるか、また、損傷がないか
・タイヤの空気圧が適当であるか
・タイヤの溝の深さが十分であるか
(交通の方法に関する教則より一部抜粋)
そのほかにも、クルマを動かしたときに異音や違和感がないかなどを確かめてから高速道路を走行するようにしましょう。長距離・長時間にわたり高速走行するときは、途中でトラブルが発生しないよう万全の状態にしておくことが、トラブルを防止するために必要なこととなります。
もし高速道路上で事故が発生したらどうすればいいのか
さまざまな準備をしていても、トラブルが発生してしまうことはあります。高速道路を走行しているときにトラブルや事故が発生してしまったときは、次のように行動しましょう。
1)トラブルや事故が発生したときはハザードランプを点滅させ、幅員がある路肩や路側帯に移動する
2)発炎筒や停止表示器材(三角表示板など)で後続車に合図する
3)乗員全員が安全な場所(ガードレールの外側)に避難する
4)避難したら通報する(「警察(110番)」または「非常電話」または「道路緊急ダイヤル(#9910)」のいずれかの方法で通報する)
点検をしてトラブルなく高速道路を安全・快適に走行しよう
高速道路では、トラブルによって高速道路で停まったり事故を起こしたりしないよう、日常点検や高速道路に入る前の点検をしておくとともに、万が一のときにとる方法も正しく理解しておくことが大切です。
また、安全・快適に高速道路を走行するために、日々の点検を行い、いち早く異音・違和感に気付けるようにしておきましょう。