中古の飲料自販機をリユースして展開している
じつは、ソフト99では1994年に初めての洗車用品自動販売機を発売しました。1990年代は洗車場の最盛期で、全国で3000カ所以上あって利用者も多かったそうですが、2010年頃には洗車場が全国で1000カ所以下にまで減少。クルマユーザーにとっては、気軽に洗車できる場所が見つからない「洗車難民」とまで揶揄されるような状況です。
そこでソフト99では、洗車場で24時間365日、いつでもその場ですぐに洗車用品を購入して洗車を楽しんでほしいという願いを込め、中古飲料自販機をリユースすることで環境にも配慮した新しい洗車用品自販機「洗車365」を発売したのです。
もともとは飲料の自販機だったものに適応するため、ソフト99が独自に開発したボトルパッケージで洗車用品が出てきます。これは、使用後に濡れたり汚れたりした洗車用品を持ち帰るための保管ケースとしても使用できるので、車内にもち込んでもOK。ゴミ削減にもつながりそうです。
洗車用品の価格は、洗車スポンジが700円、レギュラーサイズの吸水クロスが800円。安くはないけど高すぎず、一度家に帰って道具を取ってきたりホームセンターなどに買いに行く手間を考えると、必要ならば買ってもいいかなと思えるくらいの価格ではないでしょうか。
ホイール&タイヤブラシセットが1200円、キズ消し&ツヤ出しクリームとスポンジのセットで1000円など、パッケージのイラストもポップでかわいいので、クルマ好きな人にプレゼントするのもいいかもしれませんね。
「洗車365」は、洗車場は無人のところが多いため、屋外設置が可能で24時間稼働でき、キャッシュレス決済や新紙幣にも対応。洗車場に限らず、カー用品店やホームセンターなどにも設置可能となっています。自販機そのものの価格はオープン価格。ちなみに洗車用品の自販機は、撥水コーティングなどで有名なシュアラスターでも扱っています。ぜひいろんなところに設置してほしいですね。