こんな寒いのに屋根開けるとか正気か! オープンカー乗りが冬こそこぞって開放ドライブを楽しむワケ (2/2ページ)

メリットがたくさんの冬のオープンをぜひ一度お試しあれ

4)花粉や日焼けの心配が低い

 最近は女性だけでなく、男性の美容に対する意識が高まりつつあります。今でこそ珍しくなくなりましたが、ほんの10年前には男性が街中で日傘をさして歩いているだけで驚かれたような……。

 そもそも、日焼けを気にしていたらオープンカーには乗れませんが、日差しが弱く、紫外線も夏場に比べれば多少は弱くなるのでおすすめです。

 そして、なんといってもスギ花粉の飛来がはじまる2月上旬以前なら花粉症の人でも心おきなくオープンにして乗れます。日焼けや紫外線、花粉対策など、あれこれ気にしはじめると、オープンにして快適に乗れる時期って案外短いような。

5)クリスマスイルミネーションが楽しめる

 ハロウィンが終わり、あちこちでクリスマスイルミネーションが点灯しつつあります。サンルーフやガラスルーフ仕様の車内からでも色鮮やかなイルミネーションを楽しむことができますが、オープンカーの開放感は格別なものがあります。いつもであればイライラする渋滞も、この日ばかりは大歓迎!?

 オープンカー未経験の人であれば、レンタカーを借りてでもいいので、オープンにして思う存分、クリスマスイルミネーションを楽しんでみてください。屋根があるクルマでは決して味わうことのできない想像以上の開放感に感激するはずです。

まとめ:冬のオープン、1度走ったらやみつきになるはず

 冬場のオープンドライブは「寒そう」「風邪ひきそう」など、ネガティブな先入観をもちがちですが、防寒対策をしっかりしたうえで屋根を開ければ想像以上の快適な空間が得られます。

 せっかくオープンカーを買ったのに、意外と屋根を開けて走る機会がないとお嘆きのそこの貴方! まさにこれからの季節(降雪地帯にお住まいの方は春先以降になってしまいますが)がおすすめです。

 騙されたと思って、1度試してみてください。ただし、いきなりロングドライブでは風邪を引きかねないので、まずはご近所で、寒い時期に屋根を開けたときの感覚を試して、自分にあった防寒対策をお願いします。


松村 透 MATSUMURA TOHRU

エディター/ライター/ディレクター/プランナー

愛車
1970年式ポルシェ911S(通称プラレール号)/2016年式フォルクスワーゲン トゥーラン
趣味
公私ともにクルマ漬けです
好きな有名人
藤沢武生

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