この記事をまとめると
■レクサスはLBXをベースとしたハイパフォーマンスモデルを発表した
■お馴染みの「F」ではなく「MORIZO RR」というグレードを背負っている
■「クルマ好きが笑顔になるモデル」を目指して開発されたモデルだ
「MORIZO RR」ってなんだ?
レクサスのコンパクトSUVであるLBX。そんなLBXに7月に販売されたハイパフォーマンスモデルがLBX“MORIZO RR”だ。レクサスのハイパフォーマンスモデルといえば「F」のイメージかもしれないが、なぜ“MORIZO RR”なのか? その理由を探ってみよう。
なぜ「F」じゃなくて「MORIZO RR」?
まず“MORIZO RR”という名前に関してだ。
「モリゾウ」というトヨタの豊田章男会長のニックネーム、ドライバーネームであることはクルマ好きにとっておなじみ。ちなみにベースとなるLBXは、モリゾウ氏の「お気に入りのスニーカーのようなクルマを作りたい」というひと言からスタートしたのもの。
そんなLBXをベースに、トヨタブランドのマスタードライバーでもあるモリゾウ氏やレーシングドライバーの佐々木雅弘選手などを中心に「クルマ好きが笑顔になるモデル」を目指して開発されたのが、このLBX“MORIZO RR”なのだ。
速さや高いパフォーマンスを求めた訳ではなく、クルマ好きが笑顔になることを求めて開発されたので、「F」の名が冠されていない。「このLBXはスポーツモデルというのではなく、ファンtoドライブなモデルである」、そんな主張が現れたネーミングといえるだろう。