洗車天国ニッポン! アメリカは「水ジャブジャブ」の洗車なんてもってのほかだった (1/2ページ)

この記事をまとめると

■南カリフォルニアやラスベガスなどでは洗車場以外での洗車は禁じられている

■アメリカでは取り締まり組織が常に各家庭の水の使い方をチェックしている

■規制があるとはいえ砂漠のなかにある街でも自由に水が使えることに凄さを感じる

かけ流し洗車が許されている日本は世界でも珍しい恵まれた環境

 クルマ好きの楽しみといえば愛車の洗車があるだろう。毎週末に天気さえ問題なければ、まさに趣味のように愛車を磨き上げるという人も少なくないはずである。筆者の自宅マンションは各棟にあるごみ集積場でそこにある水道を使って住人ならば洗車していいことになっている。水道にホースをつなぎ、かけ流しで愛車カローラを磨き上げるときは、まさに至福の時間のひとつである。

 もちろん日本のクルマ好きすべてが筆者のような施設の利用や自宅車庫でのかけ流し洗車ができるわけではないが、それでも「かけ流し洗車」ができる日本は世界的にはかなりカーライフにとっては恵まれた環境ともいえるのである。

 南カリフォルニア地域だけではなく、砂漠の真ん中にあるネバダ州ラスベガスなどでも、日本のコイン洗車場や、プロが仕上げる洗車場以外での洗車は禁じられている。そのため、ロサンゼルス地域ではホームセンター駐車場内にいくつもの機器が用意されたコイン洗車場や、砂漠のなかにある小さな街でも「コイン洗車場」があり、このような場所でみんなが愛車を楽しく洗っているシーンは、日本のコイン洗車場やガソリンスタンドのセルフ洗車機でもお馴染みの光景といえよう。

 ロサンゼルス地域在住の知人によると、行政当局による「ウォーターポリス」のような組織が常に各家庭の水の使い方をチェックしているとのこと。「自宅でかけ流しでの洗車はもってのほかですが、たとえば自宅前のスプリンクラーの放水ノズルがズレていて、自宅前の路上に水が流れていくだけで罰金の対象となります」と話してくれた。とにかく自宅敷地内から道路に水が流れ出すことは水の無駄使いとなり取り締まりの対象となるようだ。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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2019年式トヨタ・カローラ セダン S
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乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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