この記事をまとめると
■運転免許証の写真写りは準備次第でいくらでも改善できる
■白い服やメイクの仕方を変えるだけでも写真写りはよくなる
■6カ月以内に撮影したものであればもち込んだ写真も使用できる
免許証の写真写りが気になるなら
初めての免許取得や最初の更新なら3年、ゴールド免許証になると最長で5年間もの間お付き合いすることになる運転免許証。せっかくなら、人に見せたくなるようないい写真でもっていたいものですね。
ところが免許センターで撮ってもらうと、多くの人が「写りが悪い」と感じる写真になりがちなのです。これは、1日にたくさんの人を撮影するためにひとりにあまり時間をかけられないことや、照明が十分ではなくすべての人に対して同じ位置、同じ光量を当てることができず、また顔の真正面から撮るので人によって得意な角度や表情があってもそれが使えないといった、さまざまな理由があります。
しかしそんななかでも、免許証にとてもきれいな「ベストな顔」で写っている人もいます。コツを聞いてみると、免許証の更新に行くために家を出る前からしっかり準備していることがわかりました。今回は免許証の写真写りをよくするための準備と、撮影時にできるコツをご紹介します。
まず、服装や髪型を整えるときから、写真写りをよくする準備は始まります。よく、「顔映りがいい色」や「レフ板効果」などという言葉を聞くと思いますが、やはりトップスには白い服がいちばん。光を反射して顔のくすみや細かなシワなどを飛ばしてくれる効果が期待できます。男性なら、シャツのボタンを上から1〜2個はずして首が長くすっきりと見えるように。女性ならVネックのカットソーなどを着るとほっそりと見えるようになります。白以外の色でもいいですが、黒や紺、濃いグレーは背景に沈んでしまうため避けたほうがベターです。
また、免許証の写真に使える髪型は目が隠れないことが条件なので、前髪の整え方に注意しましょう。撮影直前になって直さなくてもいいように、鏡を見ながら自分の表情が明るく見えるような前髪をつくりましょう。
続いて、女性はメイクも大事です。免許センターの写真は画質がそれほど高くないので、「ちょっと濃いかも?」と思うくらい、しっかりとメイクをしていくくらいでちょうどいいといわれています。おでこ中央、鼻筋、両目の下、あごの中央にハイライトを入れ、エラのあたりはシェーディングを入れておくと小顔効果があります。男性も、眉毛や髭を整えたり、肌が暗めの人ならブライトニング効果のある日焼け止めなどを塗ってもいいでしょう。