警察車両は白黒以外でもOK
緊急車両の色は法律で定められている
緊急車両のカラーは、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示に明記されています。
第75条「緊急自動車」
緊急自動車の車体の塗色は、消防自動車にあっては朱色とし、その他の緊急自動車にあっては白色とする。
ただし、警察自動車、検察庁において犯罪捜査のために使用する自動車又は防衛省用自動車であって緊急の出動の用に供するもの、刑務所その他の矯正施設において緊急警備のため使用する自動車、入国者収容所又は地方入国管理局において容疑者の収容又は被収容者の警備のため使用する自動車、救急自動車のうち重度の傷病者でその居宅において療養しているものについていつでも必要な往診をすることができる体制を確保している医療機関が当該傷病者について必要な緊急の往診を行う医師を当該傷病者の居宅にまで輸送するために使用する自動車、公共用応急作業自動車、海上保安庁用自動車であって緊急自動車として取り扱われる自動車及び不法に開設された無線局の探査のため総務省において使用する自動車にあっては、この限りでない。
上記のように明記されているため、消防関係は朱色、そのほかの緊急自動車は白が基本となるものの、そのほかのカラーでも問題ないということになります。
バイクならではの機動性を活かして
クルマでは進むことができない場所や進入できない場所に立ち入ることができるバイクならではの機動性の高さは、取り締まりや災害時に役立ちます。また、「白バイだけは逃げられない」と聞くこともあることから、バイクの機動性は非常に高く、検挙率も高いといえるでしょう。
さまざまなバイクに取り締まられないようにするためにも、日頃からルールを守って運転しましょう。