この記事をまとめると
■「R=●●m」という標識はその先のカーブの「曲率」を表している
■「R」は英語の「Radius」の頭文字で「半径」を意味する
■高速道路の場合は一般道よりも速度が出るためカーブの曲率も大きく取られている
カーブについてる「R」ってなに?
山道や高速道路を走行していると、普段の街なかではあまりお馴染みではないいろんな標識に出くわします。
動物飛び出し注意や落石注意、警笛鳴らせなどは印象的なので、初めて見かけたときはちょっとうれしくなったりすることもありますが、そんな標識のなかに、「R=100m」といったような表示があるのを見かけたという人も少なくないと思います。
なかには「あるのは知っているけど、意味は知らない」という人もいるかもしれません。ここでは、その「Rの表示」について紹介していこうと思います。
■「Rの表示」はどういう意味?
この「R=100m」という標識は、その先のカーブの「曲率」を表しています。要はどれくらいキツいカーブが迫っているかを知らせているんです。
厳密にいえば、これは教習所でしっかり習うことなので知っていないといけないのですが、ここでそれについての追求は一旦やめておきましょう。
ここで使っている「R」は「半径」という意味で、英語の「Radius」の頭文字が充てられています。この「R」は道路のカーブに限らず、工業製品や建設などの設計の曲率を表すときに広く使われています。
カーブの場合で見てみると、この「100m」という数字は半径のため、カーブは200mの直径をもつ円となります。