WEB CARTOP | 独自の企画と情報でクルマを斬る自動車メディア

「バッタ軍団」「コヨーテ」「ヘビ」! アメリカのドライブは「怖い人」よりも「生き物」のほうが恐怖だった (1/2ページ)

「バッタ軍団」「コヨーテ」「ヘビ」! アメリカのドライブは「怖い人」よりも「生き物」のほうが恐怖だった

この記事をまとめると

■アメリカのロサンゼルスからラスベガスを目指して長距離ドライブをしている筆者

■砂漠地帯に立ち寄った際には動物に気をつける必要がある

■人間よりも動物のほうが危険というのがアメリカでは広く認知されている

アメリカでの醍醐味はドライブだ

 筆者のルーティーンともいっていいのだが、日本からLAX(ロサンゼルス国際空港)に到着し、レンタカーを借りるとすぐに砂漠へ向かう。空港近くのウォールマートでミネラルウォーターとコーラをまとめ買いし、トランクに載せていざ出発。

 砂漠ドライブの拠点というか、目的地はネバダ州ラスベガス。ロサンゼルス地域からラスベガスは、インターステート(州間高速道路)15号線(I-15)を使えば270マイル(約432km)とされ、4時間半ほどで到着するのだが、筆者は途中I-15からインターステート40号線(I-40)に入りアリゾナ州方面をめざし、カリフォルニアとアリゾナの州境手前で州道95号線に入り、遠まわりしてラスベガスへ向かうようにしている。

 そのため、空港からロサンゼルスとラスベガスの中間ともいえる、カリフォルニア州バーストゥーという街で初日は1泊し、翌日ラスベガスをめざしている。前述した迂回ルートでラスベガスをめざすと、あちこち寄り道しながらでもバーストゥーからは5時間ほどで到着することができる。

 翌日はラスベガスからデスバレーを経由し、砂漠のなかにある「リッジクレスト」という街をめざす。かかる時間はほぼ6時間(あちこち立ち寄るので)で移動距離は296マイル(約473km)となっている。

 ほぼ何も人工物のない砂漠のなかの、対向車すらまばらな道(両側一車線ずつの対面通行)を時速100kmぐらいで延々と運転することは、日本ではなかなか体験できないこと。大昔の大排気量でV型エンジンを搭載していたアメリカ車では燃費も悪く、故障の心配もあるのでなかなかリスクも高いのだが、いまどきの日本車なら燃費も性能もよく、機関系にも問題なし。ただ、筆者はアメリカンブランド車で向かうのだが、日本車と比べて燃費がやや悪いぐらいで問題が起きたことはない。

画像ギャラリー

WRITERS

モバイルバージョンを終了