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路面に文字やイラストを描いて意思疎通なんて未来も! トラックの「LEDライト」の進化が止まらない (2/2ページ)

路面に文字やイラストを描いて意思疎通なんて未来も! トラックの「LEDライト」の進化が止まらない

この記事をまとめると

■トラックの最新ライト事情について解説

■近年の大きな変化は光源がLED化したこと

■現在はADBの開発が進んでいる

LED化のメリットは大きい

 車両の走行に欠かせない灯火類。暗い場所を照らして視界を確保するだけではなく、曲がる・止まる・バックするといった合図にも使用されている。なかでもヘッドライトは、そういった本来の目的だけではなく、車両正面に装着されていて「目」のように見えることから、車両のイメージを決める「顔」のデザインを担う重要なパーツだといっても過言ではない。

 トラックの場合、ほとんどの車両の正面形状が四角平面になっているので、なおさらヘッドライトなど灯火類の配置やデザイン性が重要になってくる。また、トラックのなかにはデコレーションアートを行なっている車両もあって、これらは多数の補助ランプを使用したイルミネーションを配して、花火のような煌びやかさを楽しませてくれるのだ。

 こういった灯火類は、専門のメーカーが製造している。車両製造ラインに納品する純正品は、小糸製作所・市光工業・スタンレー電気が有名。アフターマーケットでは、ジェットイノウエ・PIAA・IPF・セイワ・カーメイトなどをはじめとして多くのメーカーがあり、工夫を凝らしたさまざまな製品を世に送り出しているのだ。

 近年、灯火類に見られる大きな変化といえば、光源がLED化していることであろう。これまで、白熱球・ハロゲン球・HIDなどと進化を続けてきたが、いまではLEDが主流となりつつある。その特徴として、

・高い輝度をもつ
・明滅速度が速い
・軽量で耐衝撃性があり長寿命
・カラー表現ができる

 などがあり、これらは従来の光源に比して利便性・発展性などの面で、大きく上まわると考えられている。

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