「ヨレヨレ」「ハンター」「パッション」……ってコレ全部日本人のJAF競技ライセンス名! ダートラ参加選手の「名前」がお笑い芸人並みに個性的だった (2/2ページ)

本名に関係のないドライバー名も

 そのほか、ダートトライアルシーンでライセンス名を語るときにクローズアップされる存在が、三菱ランサーでSC2クラスに参戦している“ヨレヨレトモキ”で、「トモキは本名なんですけど、走りがヨレヨレしてたとか、ヨレヨレの服を着ていたとか、ヨレヨレ歩いていた……という理由から、初めてライセンスを取得した際にヨレヨレトモキにしました」とのこと。「本当はヨレヨレだけで登録したかったんですけど、認められませんでした」とヨレヨレ選手は語る。

 このように本来の氏名にニックネームを挟む選手が多くなっているが、なかには本名とはかけはなれた名前でラインセンス登録をするドライバーも少なくはない。

 その筆頭が、三菱ランサーを武器にSA2クラスに参戦する“マイケルティー”で、「仕事で香港や台湾にいくと、向こうの人はイングリッシュネームをもつ人が多いですよね。それで僕もイングリッシュネームにしようと思うなか、本名のイニシャルがMTだったの、マイケルがわかりやすいかなぁ……と思って。ティーはイニシャルをそのまま付けました」とマイケル選手は語る。

 JAFのライセンス表記名は自由度が高く、公序良俗に反しない範囲であれば登録可能。それゆえに、カテゴリーによってはユニークな名前がエントリーリストに名を連ねているのである。


廣本 泉 HIROMOTO IZUMI

JMS(日本モータースポーツ記者会)会員

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