この記事をまとめると
■「マツダファンフェスタ2024」が富士スピードウェイにて開催された
■イベントにはマツダの毛籠勝弘社長も登場、ドライバーとしてマツ耐にも参戦
■35周年を迎えたロードスターに「35周年記念モデル」を設定、世界初公開
マツダとファンがつながる2日間
昨年、5年ぶりの開催ということで大盛況のなか幕を閉じた「マツダファンフェスタ」が、今年もマツダファンの熱烈なるリクエストに答えるように、富士スピードウェイに帰ってきた。しかも今年は10月19日・20日の2デイズ開催。例年以上に充実したコンテンツでマツダファンの期待に応えた。
初日となった19日、まずはマツダ787BとNA・NB・NC・NDの4台のロードスターが編隊走行を披露。そのままメインストレートに止まった5台からは、ミスタールマンこと寺田陽次郎選手、マツダの毛籠勝弘社長と同社役員が降り立ち、「マツダファンフェスタ2024」の開幕を告げた。
毛籠社長はその後のマツ耐にもドライバーとして参戦するなど、企業のトップが自らクルマを楽しんでいる姿を披露した。毛籠社長は、「マツダファンフェスタ」の意義を「マツダは走る喜びを大切にするブランド。それを体験していただくイベントととしてマツダファンフェスタを開催していきたい」としており、それを自ら体現してくれた形となった。
さて、マツダといえば忘れてはいけないのがロードスターだ。じつはロードスターは1989年に初代が登場しており、2024年でデビュー35年周年を迎えている。そしてこれを記念し、35周年記念モデルを「マツダファンフェスタ2024」の会場で世界初公開した。
ロードスター35周年記念モデルはソフトトップとハードトップ(RF)の2タイプを用意。ワインレッドのボディカラーとタンの内装、そしてシートのヘッドレストには35周年記念バッジがエンボスされるなど、上品な仕上げがなされているのが特徴となる。残念ながらいまの時点では価格の発表はなかったが、ソフトトップが300万円台後半、RFが400万円前半のプライスになることが予定されているそうだ。
そのほかにも、パドックやイベント広場、ピットビル屋上では、ワークショップやトークショーなど、大人はもちろん子どもも楽しめるようなさまざまなコンテンツが用意され、みなが笑顔でそれらを楽しんでいる姿が印象的であった。
先述した通り、「マツダファンフェスタ2024」は2デイズ開催となっている。10月20日(日)にも19日の初日とはまた異なるプログラムにて開催される。マツダファンであれば体験しに行かなければもったいない。