不法移民による事故が連発
夜間はクルマへの乗降時に犯罪者に狙われるケースが多いので、小心者の筆者は周囲を確認してロックを開けたら瞬時に乗るようにしている(防犯上、2段階操作しない限りは運転席のみロック解除となる)。自分のクルマのまわりでタバコの煙の臭いがするときなどは、とにかくどこかで犯罪者が待ち伏せしているのではないか(あくまで筆者の意見)と警戒するようにもしている。昼間であればわりとスーパーの駐車場なら建物から離れた場所に停めるクセがあるのだが、夜間は出入口間近に停めるようにしているが、これも防犯という意味では、地元でもお約束となっているようだ。
地元では「不法移民の急増が原因」との話もあったが、無免許運転(当然のように無保険)の急増も問題化していた。そして、2023年より目立っていたのが「信号無視」。これも社会問題となっていたのだが、信号が黄色から赤へといった微妙なタイミングではなく、明らかに赤でも交差点に突っ込んでいた。歩行者として道路を横断するときは、「歩行者横断可能」に信号が変わっても(アメリカは赤とか青といった色の変化はない)、「大丈夫かな」と慎重に確認してから渡るようにしていた。
アメリカのなかでも、とくにクルマがないと日々の生活ができないともいわれているロサンゼルス地域では、「治安の悪化は交通環境の悪化にも直接伝わっているなあ」と現状を見て考えさせらえれた。