物価高は外国に限ったことではなかったことを帰国して痛感
そもそもコロナ禍前から、砂漠をドライブするとき(当然ながら店舗はほとんどない)は、現地知人のもっている小さいクーラーボックスを借りて、そこに飲み物を入れてもち歩いていたのだが、コロナ禍後は砂漠ドライブにこだわらず、節約するために自分用の小さいクーラーボックスを現地で購入し、毎日冷たい飲み物をもち歩くようにしている。
今回はウォルマートで、350mlのコーラ×8本(5ドル/約740円/1本あたり約92円)、ミネラルウォーター500ml×12本(3.06ドル/約452円/1本あたり約37円)にて購入した。
泊まるのはモーテルばかりなので、多くはアイスベンディングマシン(製氷機)が設置され、無料で利用できるのでクーラーボックスに氷を入れればOK。製氷機がない場合は、部屋の冷蔵庫の冷凍庫で水を1本カチカチに凍らせてクーラーボックスにいれておくようにしている。カップラーメンもコンビニなどで買うと、ひとつ4ドル(約600円)することもあるので、今回はウォルマートで非常用として2個購入(1個1.28ドル/約189円)した。
水は1日で1本飲むかどうかなので本数は調度良かったし、コーラは1日1本というペースでもないのだが、ドライブ中以外に部屋でも飲むことができたので、飲料水代がだいぶ節約することができた。
筆者は観光スポットを楽しむことはないのだが、有名なテーマパークでは標準的な入場料で大人ひとり2万円や3万円が当たり前というから、「カードで払うから気にしない」などとしていると、帰国してからえらい目にあってしまう。
また、2023年に比べると最近はガソリンスタンドの精算機でICチップ付きのクレジットカードに対応できるものが増えてきた。あるブランドでは使ったところすべてのスタンドで対応していたので、そのブランド指定にしてカードで給油し、日常的な買い物は現金を使うようにしていた。
ガソリン価格は高値傾向が持続しているのだが、短期間で上昇していくようなこともなく安定していた。そのなか「せっかくアメリカに来たのだから」と前半はシボレー、後半はフォードの車両を借りたのだが、とくにフォード車は燃費が悪くてひんぱんに給油するハメとなってしまった。次回は日本車にしようかなと考えている。
しかし、9月末に出発して10月になってから帰国してはじめて日本の地元スーパーへ行ったら、10月1日で値上げした商品が多いせいもあるのか、旅行前よりも「かなり値上がりして高くなっているなあ」と、アメリカ以上に感じてしまった(アメリカは円安による割高イメージがより強くなる)。