この記事をまとめると
■運転初心者がぶつけやすい場所はある程度決まっている
■左側は運転席から見えにくく距離感が掴みづらい
■ミラーばかり見ていると死角が多いのでカメラの併用もオススメだ
クルマの死角に要注意
免許証を取得して初めて愛車を手に入れたときというのは、格別な嬉しさや誇らしさといった思いが大きくなるものです。ここから自分のカーライフがスタートしていくという清々しさとともに、まだ運転にそれほど自信があるわけではないので緊張感を感じるかもしれないですね。
運転の上手さというのは、やはり経験値に比例するところもありますので、最初はハンドルを握るとつねにドキドキしたり、ヒヤリとする場面もあると思います。しかも、運転初心者だからこそぶつけやすい場所というのもあるのです。
今回はその理由とともにご紹介しますので、ぜひ頭に入れて気をつけて運転してみてほしいと思います。
まずは、運転席から見えにくく、距離の感覚がつかみにくい「左フロント」です。具体的には、左前タイヤより前のバンパー端やボディの角の部分。ここをぶつけてしまうことが多くなっています。とくに注意したいシーンは、狭い道で対向車が来てしまって左に避けようとしたときに、距離感を誤ってぶつけてしまったり、車庫入れの際に反対側に停まっているクルマや壁、ポールなどにぶつけてしまうようなシーンです。
対策として、今ではあまり見かけなくなりましたが、バンパー部分につける「コーナーポール」というものがあり、夜間でも光って「ここが左前の角ですよ」とわかりやすくなる便利アイテムもあります。また、360度見えるカメラなどが装備されていれば、頻繁に確認するなどして、注意したいところです。
次に、左側のサイドシルもぶつけやすいポイント。これは路肩に寄せて停めたり、縦列駐車をする際に、サイドミラーに映りにくい高さのポールや縁石、花壇などに擦ってしまうことが多いからです。こちらも、死角に低い障害物がないかどうかをカメラでよく確認して、必要以上に寄せすぎないように注意したいところです。