ボディもエンジンもコンパクトで経済的かつ実用的
エンジンは、1リッターのターボフレックスT200を搭載。7速シーケンシャルモード付きCVTを組み合わせ、120馬力/200Nmを発揮します。小型ピックアップトラックへの搭載は初だと謳うターボエンジンで、パワーと経済性を兼ね備えているのが特徴です。最低地上高はクラストップレベルの214mmを実現し、アプローチアングル24度、デパーチャーアングル28度と、どちらもこのセグメントでは最高値を達成しており、走破性の高さも魅力のひとつ。
しかも、ステアリングにはスポーツボタンがあり、選択するとより俊敏な走りが顔を出すのだとか。1台でタフな走りもスポーティな走りも楽しめるのがウルトラT200となっています。
また、ピックアップトラックならではとなる荷台は、カテゴリー最大積載量となる844リットルの容量、650kgの積載量を確保。多数のフックが備わっており、荷物に合わせてカスタマイズして使いやすくなっています。リヤフェンダーリッドは片手で開閉できるほど軽く、耐久性も高い上にリッドを開けた状態で400kgまでの耐荷重があり、大人ふたりが座って休憩することも可能です。リッドの両端にはドリンクを置くくぼみもついています。
ここ数年、日本でもピックアップトラックがじわじわと人気を集めていますが、どのモデルもボディサイズが大きいので、都心部では欲しくても諦めなければならなかった人も多いのではないでしょうか。でも、このストラーダ ウルトラT200は、全長4.4mほどとコンパクトなので、取り回し性能も期待できます。そのうえ、1リッターエンジンは税金的にもリーズナブルで歓迎されることでしょう。なにより、デザインがとてもかっこいいので、ぜひ日本にも導入して欲しいですね。