この記事をまとめると
■インドネシアのアフターパーツ系自動車ショー「IMX2024」が開催された
■日本のアフターパーツメーカーも数多くブースを出展
■エアロパーツなどを手がける「クール」のブースをリポート
日本のアフターパーツメーカーが世界に進出
10月4日から6日に渡って開催されたインドネシアのアフターパーツ系自動車ショー「インドネシア・モディフィケーション&ライフスタイル・エキスポ(IMX)2024」。以前の記事でも触れたように、日本からも多くのメーカーやショップ、自動車関係者が出展し、イベントの盛り上がりにひと役買っていた。
今回はそのなかから、クールのブースをクローズアップしよう。
ブースを盛り上げた2台のクールスタイル
大阪オートメッセ2024にて、「35R-2024EDITION WIDE BODY」がインドネシアIMX賞を受賞したクール。これをきっかけに、「ガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS)2017」以来、7年ぶりにインドネシアの自動車ショー出展を果たした。
GIIASではゴールドのR35GT-Rをお披露目したが、今回はホワイトの40アルファードとレヴォーグで出陣。スポーティにスタイリッシュに彩られた大人気ミニバンとステーションワゴンに、ギャラリーも吸い寄せられるようにブースに足を運んでいた。
40アルファードは、カナード風の立ち上げがポイントのフロントディフューザーに、シンプルながらも立体的なリヤディフューザーといったエアロパーツのほか、独特のフェイスまわりを印象付けるレーシングボンネットやフォグカバーガーニッシュなどもラインアップ。
レヴォーグは、フロント、サイド、リヤを中心に、ルーフエンドやリヤゲートのウイング、アイラインやフロントグリルといった多彩な陣容でオーナーのカスタマイズ欲を刺激。全部乗せでもピンポイントメイクでも、確実に愛車の雰囲気を変えてくれること間違いなしだ。
片岡代表が見たインドネシアカスタム界の未来
今回のIMX2024出展にあたって、現地入りしていた代表の片岡氏に話を聞いてみた。
「国内では8月に『KUHL香川丸亀STORE』をオープンしましたが、やはり世界中のカスタマイズユーザーに、エアロをはじめとしたパーツを展開していきたいと思っています。ただ、インドネシアに関しては、国外からの参入障壁が高いので、そこが悩みどころ。今回もNMAAのアンドレ代表やマレーシアの代理店であるSCカスタムの協力があったからこそ、この出展が実現しました」。
「7年ぶりに訪れましたが、その間にインドネシアのカスマイズのレベルは相当に磨かれていると感じました。デザインのみならず、チリがしっかりと合っているなど、エアロパーツの装着技術も高いです。この勢いを体感したことで来年も参加したくなりましたし、ゆくゆくはインドネシア独自の車両も、クールのカスタムの対象車両としていきたい。そんなふうにも思いました」。
片岡代表は、メインステージのトークショーにも登壇。145万人ものフォロワー数を誇る人気YouTuberのOm Mobiマスクマンたちと、「コミュニティをサポートする自動車産業」というテーマについて語り合っていた。
トークショー終了後、クールブースにも訪れたOm Mobiマスクマン。レヴォーグも所有しているだけにクールパーツには興味津々だ。
問いあわせ:KUHL
https://kuhl-japan.com