ハイパフォーマンスなオーラ漂う内外装デザイン
内外装デザインもハイパフォーマンスを予感させるスペシャルな仕立てとなっている。
エクステリアでは、まずハイグロスブラックのシングルフレームグリルとエアインテークがさらなるワイド&ローの印象を与え、フロントエプロンの垂直ブレードやバンパーに統合されたフロントスプリッターがシャープさを演出する。また、さらなるスポーティなフォルムのために、RS6アバント史上はじめてルーフレールを廃止したというのだから恐れ入るところだ。
足もとにはGTのロゴが入った専用デザインの22インチアルミホイールを採用。モータースポーツにヒントを得たというリヤウイングとともに、ひと目でスペシャルなモデルだとわかる迫力が与えられている。
そのほか、ボンネットを中心にカーボン製のパーツが多用されていることも大きなトピックだ。その効果はレーシーなルックスだけでなく車重にも表れており、ベースモデル比40kgのダイエットに成功している。
インテリアはスウェード調の新素材「ダイナミカレザー」を大胆にあしらったスポーティな仕立て。
専用ロゴ入りのRSバケットシートや、ディープブラックのデコレーションパネル、フラットボトムデザインのステアリングなどがハイライトとなる特別装備だ。台数限定のスペシャルモデルを主張するシリアルナンバーがセンターコンソール上に刻印されるのもオーナーにはたまらないポイントだろう。
気になる価格は、ベース車となるRS6アバントパフォーマンス比で910万円高となる税込2820万円。
カラーバリエーションはクロノスグレーメタリックとミトスブラックメタリックの2色で、日本に割り当てられる10台のうちそれぞれ5台ずつとなる。今回オンライン発売が開始されたのはクロノスグレーメタリックを纏う5台で、ミトスブラックメタリックの5台は今秋以降順次販売店を通じて販売予定となっている。