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並み居るF1ドライバーを従えて全開ドライブ! レースの「セーフティカー」のドライバーって誰がやってる? (1/2ページ)

並み居るF1ドライバーを従えて全開ドライブ! レースの「セーフティカー」のドライバーって誰がやってる?

この記事をまとめると

■セーフティカーを運転する人は一定のレース経験のあるプロドライバーが多い

■F1のセーフティカードライバーは今年で24年目のベテランだった

■国内レースでも実績のあるドライバーが担っている

セーフティカーのドライバーはかなりの凄腕!

 レース中にアクシデントが発生した際に出動するセーフティカー。大雨などでコースコンディションが悪いときも、コースチェックで走ったり、荒天時にはセーフティカー先導でスタートとなる場合もある。

 日本GPで雨のためスタートがディレイになったとき、コースチェックで試走するセーフティカーを見たことがあるが、悪コンディションのなか、かなりのペースで走っており、そうとう高度なドライビングスキルをもっているのがよくわかり、非常に印象深かった。

 調べてみると、現在、F1のセーフティカードライバーを務めているのは、ドイツ人のベルント・マイレンダーとのこと。

 彼はDTMドイツ・ツーリングカー選手権やFIA-GTで活躍したレーシングドライバーで、1999年のル・マン24時間レースではポルシェ911でクラス2位、2000年にはニュルブルクリンク24時間レースで優勝もしており、この2000年にFIAと契約して、F1のセーフティカードライバーに就任。すべてのグランプリに帯同し、今年24年目になる大ベテランだ。

 そんな彼でも、F1ドライバーから「セーフティカーが遅くてタイヤが冷えてしまう」などと無線で文句をいわれることもあった。しかし、F1マシンを従えて、メルセデスAMG GTブラックシリーズやアストンマーティン・ヴァンテージで、悪コンディションのなかを走って「遅い」といわれても……。彼には同情するしかない。

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