日本一のチームを作りたいと創業した「TOM’S」が50周年! 記念パーティではモータースポーツのレジェンドたちがEVカートでガチンコレース (2/2ページ)

レジェンドによるEVカートバトルの順位当てでまさかの正解者なし

 さて、TOM’S50周年記念パーティの目玉のひとつとなっていたのが、会場であるシティサーキット東京ベイのカートコースを利用したEVカートによる「監督&レースアンバサダーカップ」だ。これは、チーム監督とレースアンバサダー(レースクィーン)のタッグによるカートレースで、来場者は1位・2位・3位を当てるというもの。「監督&レースアンバサダーカップ」の出場者はTOM’S会長の舘氏をはじめ、中島 悟氏、関谷正徳氏、近藤真彦氏など、まさにモータースポーツ界のレジェンドが時代を超えて争うという夢の共演。

 レース結果は、会長の舘氏のVANTELIN TEAM TOM’Sが1位、2位に中島 悟氏率いるPONOS NAKAJIMA RACING、そして3位には脇坂寿一氏のTGR TEAM SARDが入った。そしてこの結果が、後に大波乱を巻き起こすこととなる。

 というのも、この「監督&レースアンバサダーカップ」の順位予想正解者には超豪華な商品、なんとネッツトヨタ水戸からシエンタが用意されていたのだ。

 さて、気になる結果は……まさかの正解者なし。急遽、じゃんけん大会による商品争奪戦が行われることとなった。商品のなかにはトヨタ・シエンタはもちろん、スパルコのeモビリティやカシオ・エディフィス「TOM’S50周年記念モデル」などが含まれている。

 激熱のじゃんけん大会の始まりだ。そしてトヨタ・シエンタは、ロッテラー選手に会いたいと来場していた女性(ロッテラー選手はこのパーティは欠席)の手に渡ることとなった。

 まさかの事態でまさかの大盛りあがりを見せたTOM’S50周年記念パーティ。最後は代表取締役社長の谷本氏の中締めのあいさつで幕を閉じた。

 50年をまさにレーシングマシンのような速さで駆け抜けたTOM’S。今後もレース活動はもちろんのこと、魅力あるクルマを送り出す自動車事業、そして、EVカートやeスポーツによる新しいエンターテインメントなど、さまざまな活動を続けていくという。TOM’Sの次の50年にも大いに期待したい。


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