一見地味だが光るとスゴイ! トラックの世界でじわり広がるカスタム「ユーロトラック」とは (1/2ページ)

この記事をまとめると

■イタリア・ミラノで「TRANSPOTEC LOGITEC2024」が開催された

■車両だけでなくトラックのカスタムパーツも多く展示されていた

■ユーロトラック風カスタムのトレンドを追った

小型化されたフォグランプが登場

 イタリア・ミラノで開催された欧州最大のトラックの見本市、「TRANSPOTEC LOGITEC2024(通称トランスポテック2024)」は、トラック本体の展示だけでなく、用品類などもたくさん出展されている。そのなかでも、ここではカスタムパーツに注目して紹介していこう。

 ユーロトラックといえば、フォグランプをたくさん搭載して、なおかつ動物(との衝突)対策ともなるバンパーガードなどを組み付け、カスタムペイントで仕上げるのが基本のスタイルだろう。今回のトランスポテックでも、そうしたアイテムはいくつものブースで展示されていた。

 また、実際にカスタムパーツを組み込んだデモカーや、メーカーブースの展示車両にもユーロトラック風のカスタムをしたトラックが何台もあった。

 最新のトレンドとしては、空力を意識しているのかフォグランプが薄く小型化されているものが登場している。これは、ランプが点灯していないときにはあまり目立たないが、昼間でも点灯させれば目立つので使い分けができそうだ。

 そもそも霧の多い地域などを走行することもあって、トラックは自車をアピールするためにルーフにフォグランプをたくさん搭載して光らせながら走るのが珍しくない(日本ではNGだが)。ユーロトラックは、そんな習慣を強調して、堂々とした存在感を放つものとしているのだ。

 トラックメーカーのロゴやエンブレムも純正からメッキや透過式LEDで光らせるモノなど、ちょっと差をつけるセンスのいいアイテムも流行っているようだ。


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